感情売買とは?意味と投資での見方:二行メモの仮例、気持ち:「1日で8%下がって怖い」、事実は別に確認、開示の有無/購入時の前提の変化、金額で見る、20万円の保有が8%下落なら1.6万円減

感情をなくすことを目標にしない

値下がりに不安を感じたり、急騰に興奮したりすることがあります。感情売買は、その気持ちに押され、情報や計画を確かめず注文する行動を指す表現です。感情を持った人の売買がすべて誤りという意味ではありません。

会社の業績や財務が変わり、保有理由を見直して売る場合もあります。売った後に価格が上がったとしても、それだけで当時の判断が間違いだったとは言えません。当時入手できた情報と、決めていた条件を使って振り返ります。

注文前の二行メモ

仮に「株価が1日で8%下がり怖い」と感じたら、一行目にその気持ちを書きます。二行目には、会社の新しい開示はあるか、購入時の前提は変わったかを書きます。原因が未確認なら、分かったことにせず「まだ確認していない」と残します。

その後、家計の支出予定を確認します。20万円の保有が8%下がれば1万6,000円の減少です。この金額が生活へ響くなら、今の投資額が適切だったかも点検します。例の数字は値動きの予測ではありません。

確認する順番を短く決める

  1. 注文したい理由と、根拠にする元資料を確認する。
  2. 現在の保有額と、これから動かす額を円で見る。
  3. 使う時期と、見立てを変える条件を読み直す。
  4. 急ぐ必要がなければ、調べる時間を取る。

待つことが必ず正解というわけではなく、重要な情報や必要資金が変われば対応を考えます。ただ、資料を読む前にSNSの意見を探し回っても、自分の条件の代わりにはなりません。

売買後は利益・損失だけでなく、どこで確認を省いたかを記します。値動きを見る回数が多いほど焦るなら閲覧時間を決めるなど、実行できる手順へ直します。負けを責める日記より、次の同じ場面で使える短い記録を残します。

出典