「押し目待ちに押し目なし」と長期投資
「押し目待ちに押し目なし」は、上昇相場で安くなるのを待っているうちに価格が上がり、買う機会を逃すことがあるという相場格言です。上昇が続くと、買い遅れた焦りから高値で追いかけたくなることもあります。格言は、押し目を待たずに買うよう勧めるものではありません。
長期投資では、短期の底値を正確に当てるより、投資目的と資金計画に合う方法を決めることが重要です。一括購入、時間を分けた購入、定期積立にはそれぞれ異なる価格変動リスクがあります。積立でも値下がりは防げず、どの方法が有利かは相場の経路によって異なります。
待つ間に確認すること
- 押し目を待つ理由は、価格評価や家計計画に基づくものか
- 資金が長く現金のままになる機会費用を考えたか
- 買った後にさらに下がった場合の対応を決めたか
- 生活資金を除いた金額で計画しているか
- 格言を、自分の計画を変える口実にしていないか
買う時期を一度で決める必要はありません。投資対象のリスクと資金の使い道を確認し、焦りや相場格言だけで売買しないようにしましょう。
「押し目」を待つ価格が決まらない場合は、何を根拠に待つのかを書き直します。条件が曖昧なままでは、価格が上がるたびに判断を先送りしやすくなります。