上値と下値で使う目安
レジスタンスラインは上値抵抗線で、過去の高値などを基準に引きます。サポートラインは下値支持線で、安値などを基準にします。どちらも価格の補助線で、企業が支払いを約束する価格ではありません。
高値・安値に日中の値を使うか、終値の山・谷を使うかで線は異なります。水平線だけでなく斜めの線もあるため、見た目の位置だけを比べず、作成した基準をそろえる必要があります。
120円を超えた後の二つの読み方
独自の仮例として終値100円、120円、110円、120円、115円、123円、121円、116円を使います。2日目と4日目の120円を結び、4日目の終了後に120円の水平な抵抗線を引いたとします。
6日目123円で上抜け、7日目も121円と線の上にあります。しかし8日目は116円へ下がっています。上抜け後にその価格が支持として意識されるという説明はありますが、この例のように再び下へ戻る経路もあります。過去の突破を、将来の支えとして保証することはできません。
線と観察する点の順序
後からすべての価格を見て最もきれいに通る線を描くことと、4日目までの情報で決めた線を後の日で検証することは違います。線を引いた日付を残すことで、いつ利用できた情報かを区別できます。
また、一瞬だけ高値で超えた場合と、終値で超えた場合は別です。何円や何%の差を許容するか、何本の足で判定するかを追加するなら、その設定は独自の条件として説明します。
売買への使い方は一つではない
抵抗線付近で保有株の売却を考える人も、上抜けを見て買付けを考える人もいます。それぞれ、線が機能するという異なる仮説を置いています。価格の位置だけから全員に同じ売買が決まるわけではありません。
企業の新しい開示、実際の注文価格、負担できる損失額は、線とは別に必要です。抵抗と支持という役割の説明を、将来の値動きが決まった情報として読まないことが、両者を比較する際の基準になります。
出典
参考資料の確認日:2026年10月23日。