ポジションがないと落ち着かない
ポジションは、株などをどれだけ保有しているかという持ち高を指します。「ポジポジ病」は、買う理由がない時にも参加したくなり、売却するとすぐ次の取引を探す状態を表す俗な言葉です。取引回数だけで判定できる正式な理論や病名ではありません。
毎月の計画的な積立や、目的に沿った資産配分の変更まで否定する言葉でもありません。頻度が高いかより、確認した根拠がないまま取引することに注目します。
現金を持つ理由を言葉にする
仮に30万円の株を売った後、次の候補の決算をまだ読んでいないとします。「お金を遊ばせたくない」という気持ちだけで別の株を買うと、売却と購入が一続きの習慣になります。次の投資先を調べる間、現金で待つことも資金の置き方です。
ただし現金なら何でも安心という意味ではなく、長期には物価上昇の影響なども考えます。使う時期や投資計画に応じ、すぐ投資する必要のある資金かを確認します。
回数より注文の中身を調べる
購入前に「何を根拠に今の価格で買うか」「どの条件なら見送るか」を書きます。普段の金額を守れているか、家計の資金を使っていないかも確認します。
仮に1往復の総コストを500円と置くと、月20往復なら月1万円、年12万円です。元手100万円なら年12%に相当します。これは実在の手数料表ではなく、コストを円で見る例です。手数料無料でも売買価格の差や税など、別の負担はあり得ます。
BarberとOdeanの米国の口座研究は、売買頻度とコスト控除後の成績を検討していますが、すべての市場で同じ結果を保証しません。まずは自分の注文に理由があるかを記録し、必要でない時に買わない選択を残します。