短期利益への期待
「すぐに利益が出そう」という情報に接すると、調査を省いて購入したり、借入を使って金額を大きくしたりすることがあります。短期売買では価格の変動や売買費用が損益に影響し、思った方向に動かなければ損失が出ます。SNSや広告で利益の例だけが示されている場合は、損失や失敗例が省かれていないかも確認します。
利益を望むことは自然ですが、利益の可能性だけを見て損失の規模や起こる確率を考えないと、判断が偏ります。過去に値上がりした商品も、購入後に価格が下がる可能性があります。信用取引やレバレッジ商品では、損失が投資額より大きくなる条件を把握する必要があります。
注文前の確認
何に投資するのか、どの情報が利益の根拠なのか、手数料や税を差し引いても目的に合うのかを書き出します。近く使うお金を回していないか、損失が出た場合に家計や資産全体へどんな影響があるかも確認します。根拠を説明できないときは、見送って調べる時間を取る方法があります。
短期利益への期待を否定するのではなく、期待と不確実性を同時に見ることが大切です。