後から分かった情報で責めない
株を売った後に価格が上がると「持っていればよかった」と感じ、買わなかった銘柄が上がれば「買うべきだった」と思うことがあります。しかし、売買時点ではその後の価格は分かりません。結果を知った後で当時の判断を評価すると、当時は持っていなかった情報を前提にしてしまいます。
後悔を避けようとして売買を控えすぎたり、反対に次の機会で損失を取り返そうとしたりすることもあります。過去の機会を逃した事実だけで、次の投資理由は生まれません。振り返りは自分を責めるためではなく、判断手順に改善点があったかを調べるために行います。
振り返りを次へつなぐ
当時確認できた情報、事前の投資理由、売買条件、結果を分けて記録します。ルールに沿った判断だったなら、結果が望みどおりでなかったことだけを理由に手順を変えないようにします。見落とした情報や計画外の行動があれば、次回に使える具体的な確認項目を作ります。
過去を完全に忘れる必要はありません。経験から学びつつ、次の判断は現在の情報と資金計画に基づいて行います。