記事の図解

ポジションサイズと損失額

同じ銘柄でも、保有数量が大きいほど価格変動が資産に与える影響は大きくなります。取引する数量を決めるときに、予想する損失幅や資産全体の許容リスクを考えることは資金管理の基本です。ただし、ロットだけでリスクを完全に管理できるわけではありません。株価の急落、売買の成立しにくさ、複数銘柄が同時に下がる可能性もあります。

損切り価格と数量から想定損失を計算する方法は目安になりますが、逆指値は指定価格での約定を保証しません。市場が大きく動くと、実際の損失が想定を超える場合があります。商品によっては投資元本を超える損失や追加資金が必要となることもあるため、仕組みを確認します。

取引前の確認

取引額、損失時の金額、資産全体の保有比率、同じ要因に影響される他の資産を点検します。許容できる損失を超える場合は、数量を減らす、取引を見送る、資金を分散する方法があります。損失の割合を一律の数字に合わせるのではなく、家計や投資期間に合うか検討します。

ポジションサイズは自分で調整できる要素ですが、市場リスクを消す道具ではありません。想定外の動きが起きることを前提に余力を残します。

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