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第1章:社債の基礎 / 第4回
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社債は負債、株式は資本
普通社債を発行すると貸借対照表の負債が増えます。公募増資などで株式を発行すると自己資本が増えます。この違いが財務指標や資本コストに影響します。
希薄化の有無
普通社債では通常、新株を発行しないため既存株主の議決権比率は変わりません。一方、株式発行では発行株式数が増えるため、既存株主の持株比率やEPSが希薄化する場合があります。
返済義務と財務リスク
株式資金には満期返済がありませんが、社債には利払いと元本返済があります。負債を増やしすぎれば格付けや借換えリスクに影響します。
資本コストで考える
実務では、希薄化を避けたいなら負債、財務余力を増やしたいなら資本、と単純には決められません。事業リスク、信用力、株価、市場金利、資本構成を踏まえて組み合わせます。
まとめ
社債は希薄化を避けやすい代わりに返済義務を負い、株式は返済不要の代わりに持分の希薄化を伴います。資金の性格を分けて考えるのが出発点です。