仕組み
財務省は外貨準備を、為替相場の安定のために行う為替介入等の原資として外国為替資金特別会計と日本銀行が保有する外貨準備資産と説明しています。残高は毎月末時点で集計され、翌月上旬に公表されます。円安が急激に進み円買い介入を行う場合、政府は外貨資産を活用して外貨を売り円を買います。外貨準備は「自由に使える政府の現金」と同じではありません。為替介入や国際的な支払いへの対応などを念頭に、安全性と流動性に最大限留意して運用されます。外貨準備を見る際は、総額だけでなく、為替介入による増減や為替評価の影響も分けて考える必要があります。
注意点
一つの指標や一日の値動きだけで為替の方向を断定しないことが重要です。公式統計と市場データを組み合わせて確認します。
まとめ
外貨準備の残高を読むときは、介入による増減と、為替相場などによる評価変動を分けて考えます。残高が大きいことだけで、すべてが自由に使える現金だと判断しないことが大切です。