限月とは?先物・オプションの取引期限を示す月

取引できる期限の月

限月(げんげつ)は、先物やオプション取引で、取引できる期限が設定された月を指します。たとえば「12月限」の商品は、12月を期限とする取引です。同じ日経平均先物でも、期限の異なる限月が並び、それぞれ別の価格・出来高で売買されます。

満期が近いものを期近、遠いものを期先と呼びます。取引量が期近に集まりやすい市場では、期先の売買が少なく、希望価格で取引しにくいことがあります。限月を指定せずに価格だけ見ると、別の期限の商品を比べてしまう可能性があります。

満期日と最終売買日を確かめる

限月の取引は、期限が来ると自動的に同じ契約が続くわけではありません。現金決済、現物受渡し、最終清算数値など、商品ごとに決済方法が決められています。先物を保有したまま満期を迎える場合の処理は、取引所の制度説明や商品仕様で確かめます。

特にオプションは、権利行使の条件や満期日の扱いも含めて確認が必要です。「限月が近いから価格が安い」という理解だけでは、満期に向けた値動きや損失可能性を捉えられません。

ロールオーバーと限月の乗り換え

先物型ETFや先物を継続保有する戦略では、期限が近づいた契約を売り、先の限月へ乗り換えるロールオーバーを行うことがあります。乗換時には限月間の価格差が損益に影響します。商品先物などでは期近と期先の価格関係によって、長期保有の結果が現物価格と異なる場合があります。

注文画面では、商品名が同じでも限月を選ぶ欄が別に設けられていることがあります。取引高が少ない限月を選ぶと売買価格の差が広がる場合があるため、成行注文の可否や呼値も含めて取引仕様を読んでおきます。

取引所のカレンダーには、限月ごとの最終取引日や清算日が掲載されています。現物を受け取れない商品を満期まで持つつもりなら、決済方式や取引停止日を先に把握し、乗換のタイミングを誤らないようにします。

出典

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