まず結論
最大の違いは、使い始めるアプリと交通系サービスとの結びつきです。PayPayはPayPayアプリから加盟店や対応ネットサービスで支払います。teppayはモバイルSuicaアプリ内のコード決済で、買い物だけでなく、teppay残高からSuicaへのチャージや定期券の購入にも使えます。
どちらも店頭ではコードを見せたり読み取ったりして支払います。ただし、決済サービスも残高も別々です。Suicaの電子マネーが使える店とteppay対応店は一致しないので、交通系ICのマークだけでは判断できません。
使い方と得意分野を比較
| 比較点 | PayPay | teppay |
|---|---|---|
| 利用するアプリ | PayPayアプリ | モバイルSuicaアプリ内(開始当初) |
| 店頭での支払い | PayPay対応店でコード決済 | teppayまたはSmart Code対応店でコード決済 |
| ネットでの支払い | PayPay対応サービスで決済 | アプリ内で発行するteppay JCBプリカを利用 |
| 交通系サービス | 支払い機能は独立 | Suicaへのチャージ、モバイルSuica定期券などを購入 |
| 残高 | PayPay残高など | teppay残高。Suica残高とは別に管理 |
PayPayは店頭の買い物に加え、対応するネットサービスや請求書払いにも利用できます。利用できる支払い方法は店舗やサービスによって異なります。
teppayはモバイルSuica会員向けの機能です。teppay残高はSuica残高と別に管理され、交通費に使うにはSuicaへチャージします。オンラインショッピングでは店頭のコード決済とは異なり、teppay JCBプリカを使います。
開始時期と利用先
2026年10月8日時点で、JR東日本はteppayを10月20日11時以降、モバイルSuicaで順次開始すると発表しています。モバイルPASMOでの提供は2027年春の予定です。利用時には、改定されるモバイルSuica規約とteppay会員規約への同意が必要です。
店舗ではPayPayマーク、teppayマーク、またはSmart Codeマークを目印にします。Suicaが使える場所でもteppayが使えるとは限らず、逆も同様です。オンライン決済や定期券の購入など、用途ごとに支払い方法を見分けると迷いにくくなります。
選ぶときに見ること
いつもの買い物先でPayPayを使えるなら、PayPay単独で足りる人もいます。モバイルSuicaを利用していて、交通費や定期券購入も同じアプリから扱いたい人にはteppayが選択肢になります。
teppay残高のままでは電車やバスに乗れません。Suicaへのチャージはできますが、Suica残高からteppayへ戻すことはできないため、交通費分までteppayに入れたつもりにならないよう注意が必要です。PayPay残高とteppay残高も共通ではありません。
まとめ
PayPayは独立した決済サービス、teppayはモバイルSuicaと買い物をつなぐコード決済です。使える店、ネットでの支払い方、残高の用途が異なります。普段使う店と交通費の管理方法を基準に選び、対応マークと最新の利用条件を確かめます。
出典
- JR東日本「新コード決済サービス『teppay』が2026年10月20日よりスタート」
- teppay「teppayとは」「支払い」
- PayPay「PayPayが使えるお店・サービス」「PayPayが使えるネットサービス」