コミッションの意味
コミッションは、商品を売ったり取引を仲介したりした対価として支払われる手数料・成果報酬です。日本語では「販売手数料」「取次手数料」「販売報酬」などと表現され、業界や契約によって指す範囲が変わります。
投資では、投資信託の購入時に顧客が販売会社へ払う費用を指す場合があります。また、商品を提供する会社が販売会社や仲介業者へ支払う報酬もあります。どちらの話かを確かめるには、支払者・受取者・計算方法を見るのが近道です。
販売手数料と販売側の報酬
顧客負担の手数料は、購入時や取引時に顧客の資金から差し引かれる費用です。販売側の報酬は、販売した商品や契約の数・金額などに応じて、商品提供会社や委託元から支払われることがあります。両方が同時に存在する場合もあります。
たとえば、同じ投資信託でも購入時手数料が異なったり、販売会社が受け取る報酬の条件が異なったりします。費用が高い商品を提案する誘因が生じる可能性はありますが、コミッションを受け取ることだけで提案が不適切とは決まりません。顧客の目的に合う理由が説明され、利益相反が管理されているかも合わせて見ます。
提案を受けたときの見方
商品説明では、購入時・保有中・売却時に顧客が負担する費用と、販売側が受け取る報酬の有無を分けて確認します。複数商品を比較するなら、費用だけでなく、投資対象、リスク、保有期間、提案理由もそろえて読みます。
金融庁の顧客本位の業務運営に関する原則は、顧客が負担する手数料等の明確化と、利益相反の適切な管理を掲げています。コミッションは提案の背景を知る材料の一つであり、それだけで商品価値や担当者の中立性を決めるものではありません。
出典
- 金融庁「顧客本位の業務運営について」
- 確認日:2026年10月17日。