利付国債の利息と償還

利付国債の基本

利付国債は、利息を定期的に支払い、満期に元本を償還する国債です。日本国債には、発行時に決まった利率が続く固定利付債と、一定の基準に沿って利率が変わる変動利付債があります。財務省の説明では、多くの利付国債は半年ごとに利息を支払います。

たとえば額面100万円、年率1%の固定利付国債なら、単純化すると年間の利息は1万円です。実際の購入時には経過利子や税なども関係するため、受取額の確認には商品説明書を使います。

表面利率と利回りは別の数字

表面利率は額面に対する利息の割合です。一方、利回りは購入価格、利息、満期までの期間などを含めた収益率です。額面100万円の債券を102万円で買えば、利息額が同じでも額面で買った場合より利回りは低くなります。市場で売買される国債では、購入価格が額面を上回ることも下回ることもあります。

固定型・変動型を比べる

種類利息の特徴主な確認点
固定利付債発行時の利率が続く市場金利上昇時は既発債の価格が下がりやすい
変動利付債条件に沿って利率が見直される見直し時期や計算方法、利率の下限

注意点

満期まで保有する場合の受取額と、途中売却時の損益は分けて考えます。売却価格は金利や需給で変わり、額面を下回ることがあります。また、発行体の信用リスクやインフレによる購買力低下も残ります。「国債だから価格が動かない」「利率がそのまま投資利回り」と決めつけないようにしましょう。

使い方

商品を比較するときは、表面利率だけでなく、購入価格、利回り、満期、利払日、途中売却の条件を並べます。受け取る利息を生活費に使うのか、満期まで資金を動かさないのかによって、確認する条件も変わります。

まとめ

利付国債は、定期的な利息と満期償還を組み合わせた債券です。固定・変動の違いに加え、購入価格と利回り、売却時の価格変動を合わせて見ることが大切です。

出典