王将フードサービス 2026年9月の月次

まず結論

会社によると直営全店の9月売上は同月の過去最高だったが、伸び率は0.4%にとどまり、既存店売上はわずかに前年を下回った。記録更新と既存店の需要を分けて読む必要がある。

月次実績のポイント

指標開示値
直営全店売上高82億7,800万円(前年同月比100.4%)
直営既存店売上高81億3,000万円(前年同月比99.9%)
直営既存店客数・前年同月比99.1%(0.9%減)
直営既存店客単価・前年同月比100.8%(0.8%増)
直営全店4〜9月累計売上高522億3,600万円(前年同期比97.6%)

会社は、台風や大雨が来店客数に影響した一方、店外売上は前年同月比7.9%増となり、増収に寄与したと説明している。デリバリー売上は57.8%増だった。直営全店の4〜9月累計は2.4%減で、9月単月の小幅増収とは動きが異なる。

株価材料として見る点

デリバリーなどの店外販売が伸びても、客数減と累計減収は残っている。次月は既存店客数が戻るか、店外売上の増加が粗利や経費を差し引いた利益につながるかを見る。売上の過去最高更新だけで利益回復を判断することはできない。

リスクと確認点

直営店の売上表と、FC出荷を含む全社売上は集計範囲が異なる。既存店は新規開店後15か月以内の店舗と、前年・本年同月の改装店舗を除く。資料は速報版であり、月次売上から通期利益の上方修正を予想する根拠にはならない。

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出典