まず結論
大和コネクト証券の新サービスは、積立投資そのものを運用する商品ではなく、所定の障害・介護状態や三大疾病などに備える団体保険です。大和証券グループにとっては顧客向けサービスの拡充ですが、今回の発表に利用者数や収益見通しは示されていません。短期の業績材料としては、契約状況や収益寄与の開示を待つ段階です。
サービスの概要
大和証券グループ本社、大和コネクト証券、T&Dフィナンシャル生命は10月5日、大和コネクト証券の口座保有者向けに「コネクトのつみたて応援保険」を開始しました。所定の障害・介護状態や、がん・急性心筋梗塞・脳卒中で所定の状態になった場合に給付金を受け取れる仕組みで、ベーシックプランには死亡保障も付帯します。
保障期間は5年から30年。申し込みはコネクト証券のアプリ上で行い、保険料の試算から手続きまでスマートフォンで完結するとしています。
投資家が見る点
証券口座の利用者に保険サービスを追加し、資産形成を続ける顧客との接点を広げる施策とみられます。ただし、会社資料は契約件数、保険料収入、利益への寄与を開示していません。顧客基盤の拡大が収益につながるかは、今後の実績や説明で確認する必要があります。
契約前に確認したい条件
大和コネクト証券の商品説明では、この保険は積立・貯蓄を目的とする商品ではなく、運用成果を保証するものでもありません。加入には健康告知が必要で、がん保障には加入日から91日目までの待機期間があります。保障対象となる状態や保険料は契約条件によって異なるため、具体的な内容は重要事項説明書などで確認する必要があります。