まず結論
9月の単体売上は前年同月を4.2%上回りました。営業日数が前年より1日少ないなかで、1日あたり売上高は9.7%増です。3分野すべてで売上が伸びていますが、この開示は速報値で、利益や連結業績を示すものではありません。
月次実績のポイント
| 項目 | 2026年9月 | 前年同月比 | 補足 |
|---|---|---|---|
| 単体売上高 | 8,777百万円 | +4.2% | 速報値 |
| 1日あたり売上高 | — | +9.7% | 営業日数は前年より1日少ない |
| ラボラトリー分野 | 5,040百万円 | +1.4% | 1日あたりでは+6.7% |
| インダストリー分野 | 2,093百万円 | +5.1% | 1日あたりでは+10.6% |
| メディカル分野 | 1,412百万円 | +6.6% | 1日あたりでは+12.2% |
会社によると、9月は石油由来プラスチック製品の需要や、大学・研究機関、大手企業からの引き合いが売上を支えました。中東情勢に関連した需要については、同社は目立った反動減を確認していないと説明しています。
3分野の売上合計は8,545百万円で、単体売上高とは232百万円の差があります。会社は、単体売上高にシステム外売上が含まれ、3分野の合計とは一致しないと注記しています。
株価材料として見る点
日数調整後の売上が9.7%増えた点は、単純な月次売上の伸びより強い動きを示します。一方、前年比較は速報値であり、売上増が粗利益や営業利益の伸びにつながったかは分かりません。4月から9月までの上期累計は前年同期比12.4%増と会社が示していますが、月次速報だけでは利益の進捗を判断できません。
リスクと確認点
今回の数値は単体速報で、確定決算とは異なる可能性があります。また、1日あたり売上高は営業日数の影響を調整する指標ですが、商品構成や利益率の変化までは示しません。次の決算では、連結売上高、粗利益率、販管費、営業利益を照合する必要があります。