まず結論
SRAとAITの9月売上高は前年同月を下回りました。とくにAITの単月は前年同期比38.4%減です。会社はAITの累計減収について、前年4月に27億円超の大型販売案件があった反動と説明しています。今回の値は速報で、グループ会社間取引を含みます。
9月の月次実績
| 主要子会社・区分 | 9月売上高 | 前年同月比 | 4〜9月累計 | 前年同期比 |
|---|---|---|---|---|
| SRA | 2,778百万円 | 5.9%減 | 11,630百万円 | 4.8%増 |
| AIT | 1,662百万円 | 38.4%減 | 8,204百万円 | 25.8%減 |
| 国内子会社 | 896百万円 | 7.5%増 | 4,488百万円 | 9.5%増 |
| 海外子会社 | 267百万円 | 14.0%減 | 1,537百万円 | 16.5%増 |
子会社間の取引を含むため、この表の合計は連結売上高と一致しません。連結値はグループ内取引を消去して算出されます。開示値は未監査の速報値です。
株価材料として見る点
SRAとAITで増減の方向が分かれ、国内子会社は増収、海外子会社は単月減収・累計増収でした。月次の子会社別数値を連結売上高と同一視せず、次の決算で取引消去後の連結実績や利益率を照合する必要があります。
リスクと確認点
前年同期比の変動には大型案件の有無が影響する場合があります。AITの累計減収について会社は前年の大型案件を要因として挙げていますが、今月の各子会社の利益や受注残高はこの資料で示されていません。
関連ページ
出典
- SRAホールディングス「2026年9月 月次売上高速報」(2026年10月13日公表、公式IR)。