ポラリス・ホールディングス 2026年9月月次

まず結論

9月は客室稼働率が前年を少し下回りましたが、平均客室単価(ADR)の上昇でRevPARは前年を上回りました。稼働率と単価の動きが分かれており、ホテル運営の収益力を見る際は両方を追う必要があります。

月次実績のポイント

指標2026年9月前年同月前年同月比・増減
客室稼働率91.0%91.3%△0.3ポイント
ADR12,946円12,264円+5.6%
RevPAR11,781円11,199円+5.2%
新規出店契約6ホテル・850室—9月の契約件数

ホテルKPIは国内比較対象67ホテルの集計です。稼働停止中のKOKO STAY 熊本八代は比較対象から除かれています。新規契約6件のうち、会社が名称などを公表したのは金沢市と名古屋市の2件で、残る4件は相手先の同意が得られていないため非開示です。

株価材料として見るポイント

RevPARの上昇は、比較対象ホテルの客室単価と稼働状況を合わせた運営指標の改善を示します。一方、地域別では近畿や関東の一部が前年を下回り、中部はアジア競技大会の需要が寄与したと会社は説明しています。単月の全体値だけでなく、地域構成や前年のイベント反動が次月以降もどう動くかが確認点です。

リスクと確認点

月次KPIはホテル運営状況を示すもので、連結売上高や営業利益そのものではありません。新規契約も開業までに時間を要し、すべてが同じ時期に業績へ寄与するとは限りません。次回は比較対象ホテルのRevPAR・稼働率と、契約済み案件の開業進捗を分けて見ます。

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出典