まず結論
デジタルベリー(645A)は、2026年10月8日にTOKYO PRO Marketへ上場する予定です。日本取引所グループが9月4日に公表した会社概要と発行者情報で、証券コード、上場予定日、事業、2026年3月期の業績を確認できます。
TOKYO PRO Marketは特定投資家向け市場です。今回は特定投資家向け取得・売付け勧誘を行わない予定で、通常IPOの公開価格、吸収額、初値予想による評価は行いません。上場後の開示と売買流動性が実務上の確認点です。
IPO基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社デジタルベリー |
| 証券コード | 645A |
| 上場予定日 | 2026年10月8日 |
| 上場情報公表日 | 2026年9月4日 |
| 市場 | TOKYO PRO Market |
| 業種 | 情報・通信業 |
| 上場時発行済株式数 | 436,000株 |
| 担当J-Adviser | フィリップ・キャピタル証券 |
| 公開価格・吸収額 | プロ向け市場のため対象外 |
| 初値評価 | プロ向け市場のため対象外 |
何をしている会社か
主力は企業向けホームページ制作です。製造業向け「製造業ドットコム」と埼玉県内企業向けサービスを入口に、公開後の月額保守、デジタルカタログ、印刷物・動画、検索広告、SEO・AIO対策までを一体で提案します。
2026年3月期の売上高は2億6,265.9万円、営業利益は1,026.2万円でした。ホームページ制作の売上高は前期比37.0%減でしたが、売上の約48%を占める保守サポートは同21.0%増です。単発制作が弱い局面で、継続収入と追加提案が利益を支えられるかが焦点になります。
645AのIPOで見たいポイント
- 保守サポートの契約継続と顧客単価
- 制作案件の減少を補うデジタルマーケティングの収益化
- 2026年3月期に3.9%だった営業利益率の改善
- 17人規模の組織で案件増加と品質管理を両立できるか
- TOKYO PRO Marketにおける開示頻度と実際の売買流動性
売上高は前期比5.2%増、営業利益は55.6%増となり、営業キャッシュ・フローも2,639.6万円のプラスへ転じました。ただし、絶対額はまだ小さい。1件の大型案件や採用・外注費の変動が利益率へ及ぼす影響も見ておきたいところです。
現時点の初値評価
初値評価は対象外です。一般投資家向け市場の公募IPOとは制度と投資家層が異なり、公開価格や吸収金額も設定されていません。上場後に売買が成立しにくい場合は、価格変動だけでなく換金性も限られます。
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まとめ
デジタルベリー(645A)は、企業サイト制作と保守を核とするクロスメディア支援会社で、2026年10月8日にTOKYO PRO Marketへ上場する予定です。制作売上の回復だけでなく、保守やデジタルマーケティングが利益とキャッシュを安定させるかを追います。
出典
- 日本取引所グループ「TOKYO PRO Market 新規上場会社情報・発行者情報」(2026年9月4日公表)
- デジタルベリー「会社概要」