何が変わるのか
JR九州は、上場にあわせて株主優待制度を導入した。対象は、毎年3月31日の最終の株主名簿に記載または記録された100株以上保有の株主である。
制度開始時点では、鉄道株主優待券とJR九州グループ株主優待券の2種類を発行する設計だった。有効期間は毎年6月1日から翌年5月31日までの1年間とされた。
対象株主と条件
初回は、2017年3月31日の株主名簿に記載または記録された株主から実施する。最低条件は100株以上である。
鉄道株主優待券は、100株以上1,000株未満では100株ごとに1枚、1,000株以上では段階的に発行枚数が増える。20,000株以上では100枚が発行上限として示された。
優待内容
鉄道株主優待券は、JR九州の営業路線内で運賃・料金の割引に使える優待券として導入された。1枚で1人5割引となり、片道乗車券や特急券、グリーン券などが対象だった。
JR九州グループ株主優待券は、100株以上に一律5枚を発行する制度だった。導入時点では、高速船ビートル、うちのたまご、八百屋の九ちゃん、ホテルなどで使える割引券として案内された。
優待投資として見るときの注意点
導入時点の制度は、現在の金券型グループ優待券や1日乗車券とは内容が異なる。JR九州の優待はその後、2020年、2022年、2023年、2024年、2025年に複数回見直されている。
過去の導入条件だけで現在の優待を判断せず、現行の公式株主優待ページで対象施設、利用方法、有効期間を確認する必要がある。
まとめ
JR九州は2016年9月15日、100株以上を対象とする株主優待制度の導入を発表した。鉄道株主優待券とJR九州グループ株主優待券の2本立てで始まり、初回は2017年3月31日基準分から実施された。
参考
- JR九州「株主優待制度」
- JR九州「株主優待制度の導入に関するお知らせ」、2016年9月15日公表。
- 九州旅客鉄道(9142)銘柄分析