変更の内容
今回の見直しでは、優待の対象となる継続保有期間を設けるとともに、3年以上保有する株主への贈呈額を増やす。従来は保有期間にかかわらず、100株以上1,000株未満に1,000円相当、1,000株以上に3,000円相当の商品詰め合わせを贈呈していた。
変更後は、1年以上3年未満の株主には従来と同額を維持し、3年以上の株主には100株以上1,000株未満で1,300円相当、1,000株以上で4,000円相当を贈呈する。1年未満は対象外となる。
対象株主と継続保有の判定
対象は毎年3月31日現在の株主名簿に記録された100株以上の株主。1年以上の継続保有は、3月末を基準日として、3月末・6月末・9月末・12月末の株主名簿に同一株主番号で5回以上連続して100株以上記録されていることと定義される。
3年以上は同じ名簿の記録が13回以上連続していることが条件となる。株主番号が変わると継続保有の判定に影響する可能性があるため、会社の案内を確認したい。
適用時期と経過措置
変更後の制度は2026年3月末基準の優待から適用される。ただし初回の2026年3月末分に限り、2025年9月末・12月末、2026年3月末の株主名簿に同一株主番号で100株以上記録されていれば、6カ月以上の保有として1年以上3年未満の区分の対象となる。
優待投資として見るときの注意点
長期保有区分の贈呈額は増える一方、1年未満の株主は対象外となる。継続保有の判定は株主名簿への記録と株主番号に基づくため、売買や貸株サービスなどを利用する場合は、継続保有として扱われるかを証券会社と会社の説明で確認する必要がある。
まとめ
宝ホールディングスは2026年3月末基準分から、株主優待に原則1年以上の継続保有条件を導入し、3年以上保有する株主への商品詰め合わせを増額する。初回に限った6カ月保有の経過措置も示された。対象株数、保有期間、適用開始時期を分けて確認したい。