AIフュージョンキャピタルグループの株主優待 2026年7月末の特別優待と2027年3月末以降の通常優待を整理した図 254A 株主優待 「鰻の成瀬」引換券を贈呈 2026年7月末は特別優待、2027年3月末以降は年2回の通常優待へ 特別株主優待 基準日:2026年7月末 条件:100株以上 引換券 4枚 発送:2026年9月上旬頃 通常株主優待 基準日:毎年3月末・9月末 条件:100株以上・1年以上継続保有 各2枚、年2回 発送:6月中旬・11月中旬頃 店舗利用が難しい株主は冷凍うなぎ商品への引換も選択可能

何が変わるのか

AIフュージョンキャピタルグループは、株主還元の一環として「鰻の成瀬」店舗で利用できる食事券型の株主優待を実施する。今回の発表は、2026年7月から「鰻の成瀬」の新業態である「二代目ひつまぶしの成瀬」を展開することを記念した特別優待と、その後の通常優待を同時に示したものだ。

2026年7月末基準日の特別株主優待は今回限りの実施予定。2027年3月末以降は、毎年3月末と9月末を基準日とする年2回の通常株主優待へ移る。

対象株主と条件

特別株主優待の対象は、2026年7月末時点で1単元、つまり100株以上を保有している株主である。継続保有期間の条件は付いていない。

通常株主優待は条件が少し重い。2027年3月末以降、毎年3月末および9月末時点で100株以上を1年以上継続保有している株主が対象となる。会社の説明では、1年以上継続保有とは、各基準日、基準日の6カ月前、基準日の1年前に作成された株主名簿に、同一株主番号で100株以上の保有が継続して記載または記録されている状態を指す。

ただし、初回にあたる2027年3月末基準日の通常優待については、2026年7月末、2026年9月末、2027年3月末の株主名簿に、同一株主番号で100株以上の保有が継続して記載または記録されている株主が対象となる。

優待内容

2026年7月末の特別株主優待では、「鰻の成瀬」店舗で「うな重<竹>」1食と引き換えられる優待券を4枚贈呈する。補足説明資料では、優待券1枚あたり2,500円相当、4枚で1万円相当とされている。

優待券は全国の「鰻の成瀬」直営店およびフランチャイズ加盟店で利用できる。新業態「二代目ひつまぶしの成瀬」店舗では、優待券1枚につき「上うな丼」1食分との引換になる。

店舗利用が難しい株主向けには、優待券4枚を返送することで「冷凍うなぎパック」4食分を受け取れる選択肢も用意される。申込方法などの詳細は対象株主に別途案内される。

通常株主優待では、100株以上を1年以上継続保有する株主に、毎年3月末・9月末の各基準日ごとに同じ優待券を2枚贈呈する。年2回受け取れる前提なら、年間では4枚になる。

適用開始とスケジュール

特別株主優待の基準日は2026年7月末日で、発送時期は2026年9月上旬頃の予定。店舗での利用期限と冷凍配送の申込期限は、いずれも2027年6月30日までとされている。

通常株主優待は2027年3月末基準日から始まり、3月末基準分は毎年6月中旬頃、9月末基準分は毎年11月中旬頃の発送予定となっている。

権利取りを考える場合は、基準日だけでなく、継続保有の判定方法にも注意が必要だ。特に通常優待は同一株主番号での継続記録が条件になるため、貸株サービスや名義の移動などで株主番号が変わるケースには気をつけたい。

優待投資として見るときの注意点

今回の特別優待は、100株以上で4枚の食事券という見え方が分かりやすい。とはいえ、特別優待は今回限りの予定であり、継続的な制度として見るなら、2027年3月末以降の通常優待が中心になる。

通常優待は年2回実施される一方、1年以上の継続保有条件が付く。短期で基準日だけを狙うタイプの優待ではなく、中長期保有を促す設計だ。

また、対象店舗、利用可能期間、利用除外日、テイクアウト利用の可否、他の割引券やクーポンとの併用可否、配送申込方法などは対象株主への案内で確認する必要がある。利用条件が合わない場合でも、冷凍配送という選択肢が用意されている点は実用面で見ておきたい。

まとめ

AIフュージョンキャピタルグループの株主優待は、2026年7月末の特別優待で「鰻の成瀬」うな重<竹>引換券4枚を贈呈し、2027年3月末以降は100株以上・1年以上継続保有の株主に年2回、各2枚を贈呈する内容である。

初回の特別優待は条件がシンプルだが、通常優待は継続保有判定が入る。優待額だけでなく、保有期間、株主番号の継続、利用できる店舗や配送手続きまで含めて確認したい制度だ。

参考