何が拡充されるのか
従来は、壱角家と山下本気うどんの国内対象店舗で使える「全商品1品無料券」を贈っていた。変更後は、同じ枚数・金額のデジタルギフトも選べる。
店舗が近くにない株主でも利用しやすくなる一方、お食事券を選ぶことも引き続き可能だ。優待の金額や株数条件を減らす変更ではなく、受取方法の選択肢を増やす拡充となる。
変更後の優待内容
以下は1回あたりの内容。2月末と8月末の年2回実施するため、年間では表の2倍となる。
| 保有株式数 | 継続保有 | お食事券 | デジタルギフト | 年間のデジタルギフト額 |
|---|---|---|---|---|
| 100株以上200株未満 | 半年未満 | 1枚 | 1,000円分 | 2,000円分 |
| 100株以上200株未満 | 半年以上 | 2枚 | 2,000円分 | 4,000円分 |
| 200株以上400株未満 | 半年未満 | 2枚 | 2,000円分 | 4,000円分 |
| 200株以上400株未満 | 半年以上 | 3枚 | 3,000円分 | 6,000円分 |
| 400株以上 | 半年未満 | 3枚 | 3,000円分 | 6,000円分 |
| 400株以上 | 半年以上 | 5枚 | 5,000円分 | 10,000円分 |
お食事券とデジタルギフトを重複して受け取ったり、複数枚の一部だけをデジタルギフトへ替えたりすることはできない。1回分ごとに、どちらか一方を選ぶ仕組みとなる。
半年以上の継続保有条件
半年以上の区分は、同一株主番号で2月末日と8月末日の株主名簿に2回以上連続して記載または記録され、保有株数ごとの区分条件を満たす場合に適用される。
名義変更などで株主番号が変わった場合や、判定期間中に必要株数を下回った場合は、長期保有区分として扱われない可能性がある。株数を変更する場合は、次の基準日までの保有状況も確認したい。
デジタルギフトの交換先
交換先には、PayPayマネーライト、楽天ポイントギフト、Amazonギフトカード、dポイント、au PAYギフトカード、WAON POINT、QUOカードPay、FamiPayギフト、nanacoギフト、Pontaポイントなどを予定している。
交換先は今後変わる可能性がある。ポイントや電子マネーごとに有効期限、利用場所、出金可否などが異なるため、実際の案内で条件を確認したい。
選択方法と贈呈時期
対象株主には、贈呈時期にデジタルギフトの案内が送られる。案内に記載された一定期間中にデジタルギフトを選ばなかった場合は、従来どおりお食事券が発送される。
2月末基準分は5月、8月末基準分は11月の発送予定。初回となる2026年8月末基準分については、11月上旬に詳しい案内を送る予定としている。
優待投資として見るときの注意点
デジタルギフトは金額が明確だが、お食事券は店舗や選ぶメニューによって実際の価値が変わる。両者を重複して受け取れないため、店舗を使う頻度と交換先の使いやすさを比べて選びたい。
また、100株から対象になるものの、半年以上保有すると受取数が増える。必要投資額、業績、配当、株価変動も確認し、年間のギフト額だけで投資判断を固定しないようにしたい。
まとめ
ガーデンは2026年8月末基準分から、既存のお食事券と同額のデジタルギフトを選べる制度へ拡充する。100株以上が対象で、2月末と8月末の年2回実施する。
1回あたり、お食事券1〜5枚またはデジタルギフト1,000〜5,000円分。半年以上の継続保有で受取数が増える仕組みは従来どおりだ。デジタルギフトを選ばなかった場合は、お食事券が発送される。
参考
- ガーデン「株主還元・株主優待」
- ガーデン「株主優待制度の拡充に関するお知らせ」、2026年7月14日公表。