関通ホールディングス(9326) 株主優待を長期保有型へ変更 2026年8月末基準分から 対象株数を拡大 700株以上 → 100株以上 Amazonギフトカードに変更 継続保有条件を新設 1年以上が必須 2年以上は優遇ポイント 高株数帯では旧制度よりポイントが下がる区分あり

何が変わるのか

変更点は、優待の使い道、最低保有株数、継続保有条件、ポイント表の4つである。

項目変更前変更後
優待内容プレミアム優待倶楽部の商品選択、WILLsCoinへの交換Amazonギフトカードへの交換ポイント
最低保有株数700株100株
継続保有条件なし1年以上
ポイント3,000〜70,000ポイント3,000〜30,000ポイント
基準日8月末8月末

100株から対象になる点は拡充だが、1年未満の株主は保有株数にかかわらず対象外となる。旧制度で対象だった700株以上の株主でも、継続保有条件を満たさなければ優待を受けられない。

1年以上2年未満のポイント

1年以上2年未満は、毎年2月末日・8月末日の株主名簿に3回以上継続して記載または記録されることが条件となる。

保有株式数ポイント数
100株以上400株未満3,000ポイント
400株以上700株未満5,000ポイント
700株以上1,000株未満7,500ポイント
1,000株以上1,300株未満8,500ポイント
1,300株以上2,000株未満10,000ポイント
2,000株以上15,000ポイント

2年以上のポイント

2年以上は、毎年2月末日・8月末日の株主名簿に5回以上継続して記載または記録されることが条件となる。

保有株式数ポイント数保有株式数ポイント数
100〜199株5,0001,100〜1,199株11,000
200〜299株5,5001,200〜1,299株12,000
300〜399株6,0001,300〜1,399株13,000
400〜499株7,0001,400〜1,499株14,000
500〜599株7,5001,500〜1,999株15,000
600〜699株8,0002,000〜2,999株17,500
700〜799株8,5003,000〜3,999株20,000
800〜899株9,0004,000〜4,999株22,500
900〜999株9,5005,000〜9,999株25,000
1,000〜1,099株10,00010,000株以上30,000

ポイントはAmazonギフトカードに交換でき、1ポイントはおおむね1円相当とされている。具体的な交換方法は後日案内される予定だ。

継続保有判定で注意する日付

通常の2月末日・8月末日に加え、会社が定めた2025年9月末日と2025年11月末日の臨時株主名簿でも保有状況を確認する。

継続保有期間中は、すべての確認日で100株を下回らないことが必要になる。株主名簿への記載回数だけでなく、途中の保有株数も判定対象となる点に注意したい。

どの株主に有利・不利か

100〜699株を1年以上保有する株主は新たに対象となる。700株、1,000株付近でも、新制度のポイント数は旧制度を上回る。

反対に、高株数帯ではポイントが縮小する。たとえば旧制度は5,000〜9,999株で65,000ポイント、10,000株以上で70,000ポイントだった。新制度では2年以上保有しても、それぞれ25,000ポイント、30,000ポイントとなる。2,000株以上の1年以上2年未満は一律15,000ポイントである。

対象株数の拡大だけを見ると拡充だが、保有期間の必須化と高株数帯の減額も同時に確認する必要がある。

適用開始と案内時期

変更後の制度は2026年8月31日基準分から適用される。対象株主への交換方法や手続きなどの詳細は、後日案内または送付される予定である。

優待投資として見るときの注意点

会社資料では100株を2年以上保有した場合の優待利回りも示しているが、これは2026年6月30日の終値411円を使った試算である。実際の利回りは取得価格によって変わり、将来の株価や制度継続を保証する数字ではない。

Amazonギフトカードは使途が分かりやすい一方、1年以上の保有が必要になる。優待だけで判断せず、保有期間中の株価変動、業績、配当、制度変更リスクも分けて確認したい。

まとめ

関通ホールディングスは2026年8月末基準分から、商品選択型の株主優待をAmazonギフトカード交換ポイントへ変更する。最低保有株数は700株から100株へ下がるが、全対象者に1年以上の継続保有が必要となる。

100〜699株の長期保有者は新たに対象となる一方、高株数帯では旧制度よりポイントが下がる。保有株数だけでなく、保有期間と臨時株主名簿の確認条件まで見ておきたい。

参考