今回追加する優待
2026年9月30日時点の株主名簿に記載された300株以上保有の株主へ、QUOカード10,000円分を贈呈する。継続保有期間の条件は設けられていない。
発送は2026年12月上旬を予定している。申込手続きや利用期限について、今回の開示には記載されていない。
通常優待は100株以上が対象
新日本建設は2026年5月29日、毎年9月末に100株以上を保有する株主を対象とした優待制度の導入を発表している。通常優待は、グループ会社の新日本コミュニティーが提供する工事や不動産仲介サービスの割引券となる。
- 建物の修繕・改修工事代金を3%割引
- 室内リフォーム工事代金を3%割引
- 分譲マンション売却の仲介手数料を10%割引
今回のQUOカードは、この通常優待に追加する拡充となる。100株以上300株未満は通常の割引優待のみ、300株以上は割引優待とQUOカードの両方が対象となる。
割引優待の利用条件
修繕・改修工事の3%割引は、税抜500万円以上の工事が対象。室内リフォームの3%割引は、税抜100万円以上の工事が対象となる。
分譲マンション売却の仲介手数料は10%割引。対象エリアは一部地域を除く東京都、千葉県、神奈川県、埼玉県で、宅地建物取引業者は利用できない。
工事割引は初回見積もり時まで、仲介手数料割引は売買契約締結時までに優待券を提示する必要がある。2026年9月末基準分の利用期間は、2027年1月5日から12月30日までを予定している。
QUOカードの継続は未公表
通常の割引優待は「毎年9月30日」を基準日としているが、今回追加するQUOカードについては「2026年9月30日時点」と記載されている。
会社は市場動向や株主構成の変化を踏まえ、優待制度を機動的に拡充または見直す方針を示している。2027年以降もQUOカードを継続するかは、今後の開示確認が必要となる。
優待投資として見るポイント
QUOカードは300株以上が対象で、一般的な100株優待より必要株数が多い。1万円という額面だけでなく、300株分の投資額と株価変動リスクを分けて確認したい。
100株以上向けの割引優待は、対象工事の最低金額や対象地域が定められている。実際にグループ会社の工事や仲介サービスを利用する予定があるかで、優待価値は大きく変わる。
まとめ
新日本建設は2026年9月末基準分の株主優待を拡充し、300株以上の株主へQUOカード10,000円分を追加する。発送は12月上旬の予定で、継続保有条件はない。
通常の100株以上向け割引優待も実施するため、300株以上では両方が対象となる。QUOカードの翌年度以降の継続は明記されておらず、現時点では2026年9月末分として確認しておきたい。
参考
- 新日本建設「IR情報」
- 新日本建設「株主優待制度導入に関するお知らせ」、2026年5月29日公表。
- 新日本建設「株主優待制度の一部変更(拡充)に関するお知らせ」、2026年7月31日公表。
- 新日本建設(1879)銘柄分析
- 新日本建設(1879)株主優待ページ