株主優待ニュース 4616 川上塗料 株式3分割後に優待区分を拡充 分割1株→3株 300〜499株3,000円分 500株以上5,000円分 2027年11月末基準分からQUOカードPayを2区分 kabutrack.com

何が変わるのか

川上塗料は、2026年11月30日を基準日、同年12月1日を効力発生日として、普通株式を1株につき3株に分割する。株主優待は分割後の株数を基準に区分を見直し、2027年11月末基準分から変更後の制度を適用する。

分割前の現行制度は100株以上でQUOカードPay3,000円分。分割後は300株以上500株未満と500株以上の2区分になる。

対象株主と条件

2026年11月末基準分は、分割前の100株以上を1年以上継続保有する株主が対象となる。2027年11月末基準分からは、次の区分ごとの最小株式数以上を1年以上継続保有することが条件だ。

適用基準日保有株式数継続保有条件
2026年11月30日分割前100株以上1年以上
2027年11月30日から分割後300株以上500株未満1年以上
2027年11月30日から分割後500株以上1年以上

1年以上の継続保有は、11月末日と5月末日を基準日とする株主名簿に、同一株主番号で連続3回以上、各区分の最小株式数以上の保有が記載または記録されることをいう。

2027年11月末基準分の初回判定に限り、2026年11月末日の保有株式数は分割前100株以上であれば、変更後の各区分について継続保有条件を満たす扱いとなる。

優待内容

2027年11月末基準分から、300株以上500株未満はQUOカードPay3,000円分、500株以上は同5,000円分となる。QUOカードPayはアプリケーションを使わず、送付されたQRコードをスマートフォンで読み込んで使うデジタルギフトだが、有効期限がある。

適用開始とスケジュール

株式分割の基準日は2026年11月30日、効力発生日は2026年12月1日。2026年11月末基準分の優待は現行基準で実施し、変更後の株数区分は2027年11月末基準分から適用する。

優待品は毎年2月発送の定時株主総会決議ご通知に同封する予定だ。2026年11月末基準分と、2027年11月末基準分以降で株数基準が異なる点に注意したい。

優待投資として見るときの注意点

株式分割後の300株・500株という表示だけを見ると基準が引き上げられたように見えるが、分割前換算では100株・約167株に相当する。比較するときは分割前後の株数をそろえる必要がある。

また、500株以上の区分は分割前換算で約167株以上となるため、2026年11月末に100株以上を持っていても、2027年11月末の新制度で5,000円分を受け取るには分割後500株以上が必要だ。QUOカードPayの有効期限や利用先も確認したい。

株式分割や優待額の増加は、株価変動や元本割れのリスクをなくすものではない。優待条件と投資判断は切り分けて考える必要がある。

まとめ

川上塗料(4616)は、1株を3株に分割し、2027年11月末基準分から株主優待を分割後の株数基準へ変更する。300株以上500株未満にはQUOカードPay3,000円分、500株以上には5,000円分を贈る。

2026年11月末基準分は分割前100株以上で現行の3,000円分を実施する。初回の継続保有判定に限る特例もあるため、分割の効力発生日、各優待基準日、保有株数を分けて確認したい。

参考