何が変わるのか
第一興商は、株主優待券の贈呈方法を変更する。これまでの紙の冊子型から、使い切り型の電子カード「株主様ご優待カード」へ切り替える。
変更後はカード裏面のバーコードを店舗で提示できるほか、QRコードを読み取ってスマートフォンでも利用できる。対象店舗のセルフ精算機にも対応する。優待金額、基準日、贈呈回数、CD交換の選択肢など、電子化以外の制度は変更しない。
対象株主と条件
対象は、毎年3月31日と9月30日現在の株主名簿に記載または記録された200株以上の株主。継続保有期間の条件は示されていない。
200株以上2,000株未満は5,000円分、2,000株以上は12,500円分のカードを贈る。対象店舗を利用できない日本在住の株主は、優待カード全額との引き換えでアルバムCDを選択できる。
優待内容
変更後の主な内容は次のとおり。
- 200株以上2,000株未満:5,000円分の電子カード1枚、またはアルバムCD 1枚との交換
- 2,000株以上:12,500円分の電子カード1枚、またはアルバムCD 2枚との交換
- 利用単位:500円単位から1円単位へ変更。株主優待券のみで利用する場合のお釣りは出ない
- 有効期間:8か月。実際の期限はカードや同封案内で確認する
電子カードは、第一興商グループが運営するカラオケルームや飲食店舗で利用できる。利用方法の詳細は、会社の株主優待ページや発送時の案内で確認する。
適用開始とスケジュール
変更後の制度は、2026年9月30日現在の株主名簿に記載または記録された株主から適用する。対象となる電子カードは2026年12月上旬の発送予定分からとなる。
3月末基準分は6月下旬、9月末基準分は12月上旬に発送する年2回のスケジュールは変わらない。会社は電子カードの利用方法の詳細を2026年12月初旬に案内する予定だ。
優待投資として見るときの注意点
電子化で1円単位の利用やセルフ精算機、スマートフォンへの対応が加わる一方、紙券からカード・スマートフォン利用へ受け取り方が変わる。利用端末や対象店舗での取り扱いを、案内の内容と合わせて確認したい。
また、金額は保有株数で異なり、CD交換は日本在住で対象店舗を利用できない株主向けの選択肢となる。優待の条件だけで投資判断を決めず、必要な投資額、業績、株価変動の可能性を分けて見る必要がある。
まとめ
第一興商(7458)は、2026年9月末基準分から株主優待券を紙の冊子型から使い切り型の電子カードへ変更する。200株以上2,000株未満は5,000円分、2,000株以上は12,500円分で、優待金額や基準日、CD交換の選択肢は維持する。
利用単位は500円から1円へ変わり、セルフ精算機やスマートフォンにも対応する。カードの利用方法、期限、対象店舗での運用は、2026年12月初旬の案内と会社の最新情報で確認できる。
参考
- 第一興商 株主優待(公式サイト)
- 第一興商「株主優待の電子化に関するお知らせ」、2026年9月4日開示
- 第一興商(7458)株主優待ページ
- 第一興商(7458)銘柄分析
※本記事は2026年9月4日開示の会社情報をもとに整理しています。特定銘柄の売買や利益を推奨するものではなく、優待の利用方法や期限は今後の会社案内で変更される可能性があります。