見るべき順番
最初に見るのは還元率ではなく、NISAで買いたい商品があるかです。
次に、クレカ積立の対象カード、還元率、上限、ポイント付与条件を確認します。
高還元カードでも年会費が高い場合、投資額が少ない人には合わないことがあります。
主要候補
候補になりやすいのは、楽天証券×楽天カード、SBI証券×三井住友カード、マネックス証券×マネックスカードなどです。
ただし、還元率や条件は変更されることがあります。
申し込み前に必ず公式ページを確認します。
還元率だけで選ぶと失敗しやすい
クレカ積立でつまずきやすいのは、「還元率が高い=自分にとって一番得」と考えてしまうことです。
実際には、カードの年会費、対象カード、積立上限、ポイントの使い道、NISAで買いたい投資信託の有無まで見る必要があります。
| 見るポイント | 確認したいこと |
|---|---|
| 年会費 | 還元ポイントで年会費を回収できるか |
| 月間上限 | ポイント対象になる積立額はいくらまでか |
| 対象カード | 一般カード、ゴールドカード、プラチナカードで条件が違うか |
| ポイントの使い道 | 通常ポイントか、期間限定ポイントか、投資に使えるか |
| 投資商品 | NISAで買いたい低コスト投信があるか |
たとえば高還元のカードでも、年会費が高く、積立額が少ない人なら実質的な得は小さくなります。逆に還元率が少し低くても、普段から使っている経済圏のポイントなら使い残しにくいことがあります。
投資判断とポイント判断を分ける
クレカ積立は「ポイントが付く投資」であって、「ポイントで投資リスクが消える仕組み」ではありません。
投資信託は値下がりします。新NISAで買っても、元本保証ではありません。ポイント還元があるからといって、生活費まで積立に回すのは危険です。
実際に選ぶなら、順番は次の通りです。
- 新NISAで何を買うかを決める
- その商品を扱う証券会社を確認する
- 使いやすいカードとポイントを選ぶ
- 年会費と還元上限を見て、実質的に得か計算する
- 家計に無理のない積立額にする
ポイント目的で証券会社や商品を変えると、本来の資産形成からずれやすくなります。まず投資方針、その次にポイント。この順番を崩さない方が安全です。
向いている人・向かない人
| タイプ | 判断の目安 |
|---|---|
| 向いている人 | 毎月の積立を続ける予定があり、対象ポイントを日常で使い切れる人 |
| 向いている人 | 年会費を払っても還元や特典を使いこなせる人 |
| 慎重に見る人 | 積立額が少なく、年会費の回収が難しい人 |
| 慎重に見る人 | ポイント目的でリスク資産を増やしそうな人 |
特にゴールドカード以上を検討する場合は、クレカ積立の還元だけでなく、通常利用、年間利用額特典、空港ラウンジ、保険なども含めて判断します。
まとめ
クレカ積立は、ポイント還元を受けながら投資信託を積み立てられる仕組みです。
ただし、ポイントは投資リスクを消すものではありません。
買いたい商品、還元率、上限、年会費、ポイントの使い道を比較して、無理のない積立額で使いましょう。