まず結論
仙台都市圏の中小企業が、若手社員を海外展示会・商談・実務研修などへ派遣する際に使える補助金です。2026年度は対象を2人までに拡大し、条件を満たすインターン生の費用も対象になりました。
最大の注意点は、申請前の事前相談が必須なことです。相談期限は9月9日、申請期限は9月14日。補助率2分の1、上限20万円なので、対象経費40万円で上限に達しますが、採択予定は4件程度です。
制度の概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象 | 仙台都市圏の中小企業者・個人事業者 |
| 補助率 | 対象経費の1/2 |
| 上限額 | 20万円 |
| 対象人数 | 若手社員・インターン生を合計2人まで |
| 採択件数 | 4件程度 |
| 事前相談 | 2026年8月10日から9月9日まで |
| 申請期間 | 2026年8月10日から9月14日まで |
| 事業・支払い・実績報告期限 | 2027年3月1日 |
仙台都市圏には、仙台市のほか塩竈市、名取市、多賀城市、岩沼市、富谷市、亘理町、山元町、松島町、七ヶ浜町、利府町、大和町、大郷町、大衡村が含まれます。
対象となる人と事業
若手社員は、2026年度中に迎える誕日時点で39歳以下で、申請企業と期間の定めがない労働契約を結んでいる人などが対象です。
インターン生は、仙台市内の大学・大学院・短期大学・専門学校・高等専門学校に在籍し、所定のタイプ3インターンシップへ参加する学生が対象です。インターン生だけの海外渡航事業は申請できません。
対象事業には、海外展示会・商談会への参加や視察、提携先企業での海外実務研修、海外の大学・教育機関でのジョブフェア参加などが想定されています。
対象経費
| 経費 | 主な条件 |
|---|---|
| 航空費 | 2人分まで、エコノミークラス、合理的で経済的な経路 |
| 海外宿泊費 | 実費と所定基準額の低い方 |
| パスポート申請費 | 一般旅券発給申請費 |
| 海外旅行保険料 | 補助事業実施に伴う保険 |
| 現地通訳費 | 出展・商談や準備・撤去時の通訳 |
現地の通常移動費、飲食費、交際費などは対象外です。旅費とパスポート申請費を除き、交付決定日以降に発生・発注した費用が対象になります。
申請でつまずきやすい点
- 事前相談は申請条件です。相談申込み後の日程調整にも時間がかかります。
- 同じ年度に国・県・市町村等から同一経費への補助を受けることはできません。
- 市町村税の滞納がなく、法人・個人ごとの納税証明書が必要です。
- 法人は登記事項証明書、個人は本人確認書類などを用意します。
- 申請は郵送または持参で、申請期間終了後に一括審査されます。
- 採択予定は4件程度で、申請すれば受けられる給付金ではありません。
海外渡航は為替や航空券価格で予算が動きます。補助上限20万円を超える部分や対象外経費を含め、会社が負担できる総額を先に見積もっておきましょう。
まとめ
グローバルマインド育成事業補助金は、仙台都市圏の中小企業による若手社員・インターン生の海外経験を、2分の1・最大20万円まで支援します。
事前相談、対象者の雇用・在籍要件、交付決定後の発注、対象外経費がポイントです。相談期限は申請期限より5日早いため、渡航計画と参加者を固め、まず事前相談を申し込んでください。
確認日: 2026-08-10
出典
- 仙台市産業振興事業団「令和8年度グローバルマインド育成事業補助金」: https://www.siip.city.sendai.jp/ouen/event/globalmindsubsidy_r8