まず結論
富山県内に本社登記があり、DX・AI・GXで業務や事業構造を変えたい中小事業者向けの補助金です。追加募集の補助額は100万円から500万円。小さなソフト購入より、一定規模の変革計画を組む事業者向けです。
今回の追加募集では省力化・省人化モデル枠は対象外です。DX枠とAI導入枠は「とやまDXパートナー」の支援が必要なため、申請書だけを締切直前に作る進め方では間に合いにくい制度です。
追加募集の概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 募集期間 | 2026年8月10日から9月4日まで |
| 募集枠 | DX枠、AI導入枠、GX枠 |
| 募集しない枠 | 省力化・省人化モデル枠 |
| 補助額 | 100万円から500万円 |
| 補助対象期間 | 2026年2月3日から2027年1月8日まで |
| 実績報告期限 | 2027年1月8日 |
| 申請方法 | オンラインまたは郵送 |
| 早期終了 | 申請状況により期間内終了の場合あり |
社会福祉法人の補助対象期間の開始日は2026年4月1日です。対象者の法人形態によって扱いが異なるため、公式チラシと募集要項を併せて確認します。
補助率と補助額
| 枠 | 通常補助率(中小・組合) | 通常補助率(小規模) | 賃上げ要件を満たす場合 | 補助額 |
|---|---|---|---|---|
| DX枠 | 1/2 | 2/3 | 2/3・3/4 | 100万~500万円 |
| AI導入枠 | 2/3 | 3/4 | 引き上げなし | 100万~500万円 |
| GX枠 | 1/2 | 2/3 | 2/3・3/4 | 100万~500万円 |
DX枠・GX枠の補助率引き上げには、給与支給総額を3%以上引き上げる要件があります。さらに全枠で、事業実施期間中に事業場内賃金の平均時給を10円以上引き上げることが必要です。
枠ごとの主な要件
| 枠 | 取組内容 | 成果要件 |
|---|---|---|
| DX枠 | デジタル技術を使った生産・サービス提供方法の改善 | 労働生産性3%以上向上 |
| AI導入枠 | デジタル改善に加え、AIを導入する先進的な取組 | 労働生産性4%以上向上 |
| GX枠 | CO2排出削減につながる業務改善・先進的取組 | CO2排出量1%以上削減 |
対象は県内に主たる事業所を置く中小企業者、小規模企業者、NPO法人、医療法人、社会福祉法人、組合などです。個人事業主やフリーランスも条件に合えば利用できます。
申請で止まりやすい点
- GX枠を除き、とやまDXパートナーの支援を受けて申請する必要があります。
- 第3次募集ですでにいずれかの枠に採択された事業者は追加募集に申請できません。
- 2026年7月31日締切分へ申請した事業者は、結果発表前のため追加募集に申請できません。
- 過去の不採択者は、計画を見直して再申請できます。
- 受付が期間内に終了する場合があります。
補助金を事業計画の穴埋めに使うのではなく、補助がなくても必要性を説明できる取組か、自己負担と資金繰りに無理がないかも確認したいところです。
まとめ
富山県中小企業トランスフォーメーション補助金の追加募集は、DX・AI導入・GXの3枠が対象で、補助額は100万円から500万円です。申請期限は2026年9月4日ですが、早期終了の可能性があります。
まず枠を決め、成果要件と賃上げ要件を確認します。DX・AIならとやまDXパートナーとの相談も必要です。採択や補助額は保証されないため、契約・発注の時期は募集要項と事務局の案内に合わせてください。
確認日: 2026-08-10
出典
- 富山県「富山県中小企業トランスフォーメーション補助金(第3次)の追加募集」: https://www.pref.toyama.jp/1300/20260806_transformationhojokin.html