決算サマリー
| 項目 | 2025年10月期 | 2025年4月期 | 見方 |
|---|---|---|---|
| 純資産 | 118.39億円 | 94.68億円 | ファンド規模は拡大 |
| 主要投資資産 | 116.35億円 | 94.05億円 | 株式が中心 |
| 現金・預金・その他資産 | 2.03億円 | 0.63億円 | 負債控除後ベース |
| 発行済口数 | 652.2万口 | 643.1万口 | 口数は微増 |
| 100口当たり基準価額 | 181,504円 | 147,237円 | 基準価額は上昇 |
| 100口当たり分配金 | 1,900円 | 1,900円 | 分配金は横ばい |
定量評価
| 指標 | 変化 | 見方 |
|---|---|---|
| 純資産増減率 | +25.0% | 基準価額上昇が主因 |
| 基準価額変化率 | +23.3% | 対象指数のパフォーマンス確認が必要 |
| 発行済口数変化率 | +1.4% | 需給は小幅に拡大 |
| 分配金変化率 | 0.0% | 分配水準は維持 |
ポジティブ要因
基準価額と純資産の上昇
100口当たり基準価額は147,237円から181,504円へ上昇した。純資産も94.68億円から118.39億円に増えており、価格上昇と口数増が同じ方向に出ている。
口数の小幅増
発行済口数は643.1万口から652.2万口へ増えた。大きな資金流入ではないが、ファンド規模の増加が価格だけに依存していない点は確認できる。
リスク要因
テーマ型ETFとしての偏り
女性活躍というテーマは分かりやすい一方、投資成果は構成銘柄の株価と指数設計に左右される。テーマの社会的意義と投資リターンは同じではない。
流動性と乖離
市場価格は基準価額と完全には一致しない。出来高が薄い時間帯や相場急変時には、スプレッドや乖離が投資成果に影響する。
財務安全性
純資産は118.39億円、主要投資資産は116.35億円、現金・預金・その他資産は2.03億円だった。ETFでは自己資本比率や営業利益率ではなく、純資産規模、構成資産、口数、乖離を確認する。
業界動向との関連
日本株ETF全体では、指数連動型の大型商品に資金が集まりやすい。テーマ型ETFは相場の関心が続くと見られるが、テーマ人気が落ちると出来高が細りやすい。2518もそこは冷静に見る。
株価への示唆
基準価額は上昇しているが、投資判断ではテーマ性だけでなく、構成銘柄、信託報酬、出来高、基準価額との乖離を確認したい。分配金の水準だけを材料として扱うのは早い。
今期の総括
2025年10月期は、基準価額と純資産がそろって増えた。分配金は横ばいだが、ファンドとしては前期より一段大きくなっている。次に見るべきは、テーマの持続性と売買しやすさだ。
来期見通し
次期は、日本株全体の地合い、女性活躍指数の構成銘柄、テーマ型ETFへの資金流入、分配金の維持、基準価額と市場価格の乖離を確認する。
総合判断
総合判断は中立。基準価額と純資産の改善は見えるが、ETFとしてはテーマ性、流動性、指数の中身まで見て判断したい。
出典
本記事は、対象ETFが開示した決算短信を基に作成しています。
- 「NEXT FUNDS MSCI日本株女性活躍指数(セレクト)連動型上場投信 2025年10月期 決算短信」、NF日本株女性活躍、開示日: 2025-12-01