マクニカホールディングスの2027年3月期中間決算半導体とセキュリティが拡大、営業利益91.5%増。対象は2026-04-01〜2026-09-30の連結累計実績。マクニカホールディングス(3132)2027年3月期中間決算・連結半導体とセキュリティが拡大、営業利益91.5%増売上高831,293百万円営業利益33,518百万円2026-04-01〜2026-09-30/会社開示の累計実績利益の定義・比較条件・通期予想は本文に記載kabutrack.com

決算サマリー

項目 当期実績 前年同期 増減率 会社通期予想 進捗率
売上高 831,293百万円 575,435百万円 +44.5% 1,670,000百万円 49.8%
営業利益 33,518百万円 17,506百万円 +91.5% 67,500百万円 49.7%
経常利益 32,751百万円 14,728百万円 +122.4% 66,000百万円 49.6%
親会社帰属純利益 22,278百万円 11,021百万円 +102.1% 46,000百万円 48.4%
EPS 124.74円 61.75円 +102.0% 257.56円 48.4%

対象は2026-04-01〜2026-09-30の連結累計。会社予想は2027年3月期通期であり、進捗率は単純計算。季節性や費用計上時期を含む達成確率ではない。金額・増減率は短信の表示に合わせており、丸め前の数値で計算した増減率と表示金額からの再計算には差がある。

セグメント

事業・分類 当期売上高(百万円) 前年同期売上高(百万円) 構成比 セグメント利益(百万円)
半導体事業 721,339 491,552 86.8% 29,258
サイバーセキュリティ事業 105,887 80,651 12.7% 8,907
CPSソリューション事業 4,066 3,230 0.5% -4,647

外部顧客向け売上高。セグメント利益と全社営業利益の差には、内部取引消去・全社費用等や表示単位の端数差を含む。

定量評価

指標 確認結果
営業利益率 4.0%(累計実績から計算)
ROIC 投下資本の定義と平均残高をそろえた算定を行っていないため評価を保留
PER推移 発表時点の株価・過去比較を検証していないため評価を保留

今期からCPSを独立セグメントとし、前年も新しい区分に組み替えている。売上・利益の拡大とともに、売上債権・在庫や借入を含む運転資金の負担を確認する。

ポジティブ要因

半導体は売上46.7%増・セグメント利益117.1%増。サイバーセキュリティも増収増益となり、全社営業利益は91.5%増となった。

リスク要因

営業CFは325.69億円の支出で、増収・増益と逆方向だった。CPSソリューションはセグメント赤字が拡大しており、成長分野の売上増だけで利益貢献を判断できない。

財務安全性

期末の総資産8402.88億円、純資産3058.65億円、自己資本比率34.9%である。キャッシュ・フローは営業CF-325.69億円、投資CF-23.46億円、財務CF344.68億円、現金及び現金同等物の期末残高532.06億円である。

資産・資本は期末残高、CFは当期累計の資金収支である。利益と資金回収の時期差を踏まえて読む。

業界動向との関連

半導体商社ではAI需要や設備投資の強さが追い風となる一方、運転資金が膨らむこともある。利益成長と営業CFを並べると、事業拡大の資金負担を捉えやすい。

株価への示唆

今回の焦点は「半導体とセキュリティが拡大、営業利益91.5%増」である。公表後の株価・出来高や市場予想との比較は本記事では扱わない。開示から確認できる事業別の採算と、通期予想に必要な利益の積み上げを判断材料とする。

今期の総括

売上高831,293百万円、営業利益33,518百万円が今回の累計実績となった。今期からCPSを独立セグメントとし、前年も新しい区分に組み替えている。売上・利益の拡大とともに、売上債権・在庫や借入を含む運転資金の負担を確認する。

来期見通し

通期営業利益予想は675億円、純利益予想は460億円。需要拡大を受けた在庫確保と、販売・回収の進捗が計画達成の確認点になる。

ここで扱う会社予想は現在進行中の2027年3月期通期である。翌年度について独自の数値予想は置かない。

総合判断

今回の開示に対する判断は中立とする。営業CFは325.69億円の支出で、増収・増益と逆方向だった。利益の持続性と資金回収、会社予想の前提がそろうかを追う。株価水準を踏まえた売買判断とは区別する。

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出典

  • マクニカホールディングス「2027年3月期第2四半期(中間期) 決算短信〔日本基準〕(連結)」(2026年11月2日)、公式IR・決算資料