決算サマリー
| 項目 | 2027年2月期中間期 | 前年同期比 | 通期予想 | 進捗率 |
|---|---|---|---|---|
| 売上収益 | 86,091百万円 | 3.5%増 | 171,000百万円 | 50.3% |
| 営業利益 | 4,121百万円 | 16.6%減 | 9,000百万円 | 45.8% |
| 税引前中間利益 | 3,756百万円 | 26.8%減 | 8,000百万円 | 46.9% |
| 親会社所有者帰属中間利益 | 2,697百万円 | 15.6%減 | 5,700百万円 | 47.3% |
| 調整後EBITDA | 13,056百万円 | 7.0%減 | 27,100百万円 | 48.2% |
調整後EBITDAは会社定義の非IFRS指標であり、営業利益と同じ指標ではない。調整後EBITDAマージンは15.2%。
セグメント
会社は飲食事業の単一セグメントとしているため、セグメント利益は開示していない。代わりに主要カテゴリーの売上収益と店舗数を開示した。CRカテゴリーは301億5,800万円・513店、専門ブランドカテゴリーは261億1,800万円・347店、居酒屋カテゴリーは155億700万円・210店、海外カテゴリーは144億1,600万円・60店。カテゴリー売上の単純合計は861億9,900万円となり、連結売上収益860億9,100万円との差額1億800万円の調整内訳はこの表では示されていない。
ベーカリーとヌードルブランドは好調を維持し、3月にグループ入りした「ロン」と7月に加わった米国の「Hazelwood Food + Drink」も増収に寄与した。対して、台風や大雨の影響を受けた「かごの屋」「磯丸水産」は苦戦した。7月のSFPホールディングス吸収合併に伴う一過性費用も営業減益要因となった。
財務安全性
中間期末の総資産は146,317百万円、資本合計は50,082百万円、親会社所有者帰属持分比率は34.2%。IFRS第16号の影響を除く調整後比率は会社資料の注記を参照する必要がある。現金・有利子負債とリース負債を含む資金負担の推移を合わせて確認したい。
株価への示唆と確認点
売上収益は増えたが、営業利益率は前年同期の約5.9%から約4.8%へ低下した。会社は既存業態の刷新、好調ブランドの出店、海外拡大を進める一方、コスト構造の見直しも掲げている。通期営業利益計画の進捗45.8%は中間点を下回るため、下期の既存店回復、合併費用の剥落、買収店舗の採算が焦点となる。
来期見通し
2027年2月期の会社予想は売上収益1,710億円、営業利益90億円、税引前利益80億円、親会社所有者帰属当期利益57億円。調整後EBITDAは271億円を計画する。業績予想は据え置きで、達成には下期の営業利益率回復が必要となる。
総合判断
総合判断は中立。買収や好調カテゴリーが増収を支える一方、営業利益は減少し、利益率も低下した。天候要因や合併費用の一巡だけで計画へ戻るのか、既存店の収益力そのものが改善するかを次の決算で見たい。
出典
- クリエイト・レストランツ・ホールディングス「2027年2月期 第2四半期(中間期)決算短信〔IFRS〕(連結)」(2026年10月14日公表、IR情報)。