決算サマリー
| 項目 | 当期実績 | 前年同期 | 増減率 | 会社計画 | 進捗率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 12755.14億円 | 5578.31億円 | +128.7% | 25550億円 | 49.9% |
| 営業利益 | 547.70億円 | 284.44億円 | +92.6% | 994億円 | 55.1% |
| 経常利益 | 548.50億円 | 288.18億円 | +90.3% | 981億円 | 55.9% |
| 純利益 | 302.52億円 | 203.65億円 | +48.5% | 415億円 | 72.9% |
| EPS | 66.75円 | 83.64円 | -20.2% | 91.62円 | 72.9% |
会社計画欄は通期予想を基準にしており、進捗率は単純計算です。季節性がある企業では、進捗率だけで達成可能性を判断できません。
セグメント
決算短信本文には、報告セグメント別の売上高・利益の表がありません。2026年8月期中間期は売上高1兆2,755億14百万円、営業利益547億70百万円ですが、前年同期は統合前の比較となるため、単純な前年比だけで既存事業の伸びを評価できません。
財務安全性
総資産は15882.72億円、純資産は9177.91億円、自己資本比率等は56.4%です。営業CFは-170.15億円、投資CFは-199.01億円、財務CFは-238.69億円、期末現金及び現金同等物は1406.94億円でした。
定量評価
| 指標 | 直近実績 | 比較対象 | 見方 |
|---|---|---|---|
| EPS成長率 | -20.2% | 当期EPSと前年同期EPS | EPSが確認できる場合は、純利益の伸びと合わせて確認します。 |
| ROE | 非開示 | 決算短信の収益性指標 | 自己資本に対する利益効率を確認する材料です。 |
| ROIC | 直接記載なし | 営業利益・総資産など | 投下資本の内訳が決算短信だけでは不足するため、簡易算定は保留します。 |
| PER推移 | 市場データ未反映 | 過去レンジとの比較は未実施 | 株価評価では別途市場データの確認が必要です。 |
営業利益率は4.3%、総資産経常利益率は非開示です。営業利益と純利益の方向を分けて確認することで、一時要因だけに引きずられない評価ができます。
ポジティブ要因
営業増益
営業利益は547.70億円で、前年同期比92.6%増です。増益幅に加え、営業利益率4.3%を次の四半期でも保てるかが見られます。
売上規模の確認
売上高は12755.14億円、前年比は+128.7%です。売上だけで評価する局面ではなく、営業利益と営業CFにどう落ちるかを合わせて見ます。
財務基盤
純資産は9177.91億円、自己資本比率等は56.4%です。
リスク要因
利益率とキャッシュのずれ
営業キャッシュ・フローは-170.15億円です。売上債権・棚卸資産・仕入債務の増減を確認すると、利益と現金収支の差を把握できます。
販売数量・コスト前提の変動
次期または通期予想は売上高25550億円、営業利益994億円です。通期計画に対する進捗率は単純計算です。季節性や下期の前提を含め、会社が示す計画の達成条件を次回開示で確認します。
市場評価の変動可能性
今回の短信だけでは株価の反応や市場評価は判断できません。次回は売上高、営業利益率、営業キャッシュ・フローの推移を今回実績と比較します。
業界動向との関連
同業比較や市場シェアの資料は今回の確認対象に含めていません。本稿では決算短信に記載された売上高、利益、キャッシュ・フローを基準に整理しています。
株価への示唆
決算短信だけでは株価、時価総額、予想PERを確認できないため、株価水準や理論株価の評価はしていません。業績面では、通期計画に対する利益の進捗と営業キャッシュ・フローを次回開示で照合します。
今期の総括
今期は売上高12755.14億円(+128.7%)、営業利益547.70億円(+92.6%)、親会社株主に帰属する当期純利益302.52億円(+48.5%)という結果でした。営業利益と純利益の増減率に差がある場合は、営業外損益、特別損益、税金費用の内訳をあわせて確認します。
来期見通し
来期または通期見通しでは、売上高25550億円、営業利益994億円、経常利益981億円、純利益415億円、EPS91.62円が示されています。会社予想は前提です。増収計画より、営業利益率と営業CFがその計画に届く形になっているかを次の開示で確認します。
総合判断
総合判断は強気。今回の判断は決算短信に記載された売上高、営業利益、純利益、キャッシュ・フローを基にしています。ツルハHD(3391)の2027年2月期第2四半期決算は、売上高12755.14億円(+128.7%)、営業利益547.70億円(+92.6%)、親会社株主に帰属する当期純利益302.52億円(+48.5%)となった。増収率に対して営業利益の伸びが上回るか、営業利益率を維持できるかが次の確認点です。株価データを用いたバリュエーションは行っていません。
出典
本記事は、対象企業が開示した決算短信を基に作成しています。
- 「2027年2月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)」、ツルハHD、開示日: 2026-10-07