決算サマリー
| 項目 | 当期実績 | 前年同期 | 増減率 | 会社計画 | 進捗率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 18.43億円 | 短信上は該当なし | 短信上は該当なし | 27.47億円 | 67.1% |
| 営業利益 | 0.57億円 | 短信上は該当なし | 短信上は該当なし | 1.31億円 | 43.5% |
| 経常利益 | 0.63億円 | 短信上は該当なし | 短信上は該当なし | 1.36億円 | 46.7% |
| 純利益 | 0.16億円 | 短信上は該当なし | 短信上は該当なし | 0.81億円 | 19.8% |
| EPS | 3.71円 | 短信上は該当なし | 短信上は該当なし | 18.33円 | 20.2% |
会社計画欄は通期予想を基準にしており、進捗率は単純計算です。季節性がある企業では、進捗率だけで達成可能性を判断できません。
定量評価
| 指標 | 直近実績 | 比較対象 | 見方 |
|---|---|---|---|
| EPS成長率 | 短信上は該当なし | 当期EPSと前年同期EPS | EPSが確認できる場合は、純利益の伸びと合わせて確認します。 |
| ROE | 短信上は該当なし | 決算短信の収益性指標 | 自己資本に対する利益効率を確認する材料です。 |
| ROIC | 簡易ROIC +1.2% | 営業利益と総資産 | 税率30%仮定、総資産ベースの簡易値です。厳密な投下資本ベースではありません。 |
| PER推移 | 市場データは別途確認 | 過去レンジとの比較は未実施 | 株価評価では別途市場データの確認が必要です。 |
営業利益率は短信上は該当なし、総資産経常利益率は短信上は該当なしです。営業利益と純利益の方向を分けて確認することで、一時要因だけに引きずられない評価ができます。
ポジティブ要因
営業利益の変化
営業利益は訂正後で0.57億円となった。売上高は変わらないが、営業利益の進捗率は通期計画に対して43.5%にとどまる。
売上規模の確認
売上高は18.43億円、前年比は短信上は該当なしです。売上が伸びている場合でも、利益率とキャッシュ創出が伴っているかを合わせて見る必要があります。
財務基盤
自己資本比率は訂正後で62.4%、純資産は21.72億円です。財務安全性を判断する際は、利益水準だけでなく資本の厚みも確認します。
リスク要因
利益率とキャッシュのずれ
営業キャッシュ・フローは短信上は該当なしです。利益が出ていても運転資金や投資負担でキャッシュ創出が弱い場合、本業の持続力を慎重に見る必要があります。
販売数量・コスト前提の変動
次期または通期予想は売上高27.47億円、営業利益1.31億円です。会社予想は外部環境により変動する可能性があります。販売数量、為替、原材料費、人件費、案件進捗の変化には注意が必要です。
市場評価の変動可能性
訂正後は純利益の進捗率が19.8%まで下がった。市場が見るのは売上高より、税効果を含めた利益の再現性と通期計画に対する残り期間の達成難易度である。
財務安全性
財務安全性では、訂正後の総資産34.63億円、純資産21.72億円、自己資本比率62.4%を確認します。自己資本比率はなお高めだが、今回の訂正で純資産と純利益が下方修正された点は軽く見ない方がよい。キャッシュ・フローは決算短信上で確認できません。
業界動向との関連
業界全体との比較には、同業他社の同時期決算や市場統計の確認が必要です。今回の記事では対象企業の決算短信を主資料とし、業界平均との差やシェア変化は断定せず、売上・営業利益・会社予想を中心に整理します。
株価への示唆
株価への示唆は条件付きで見る必要があります。営業利益の改善が継続し、会社予想の前提が崩れない場合は評価の下支え要因になります。一方、利益率低下や一時要因の剥落が見える場合は、評価が下振れる可能性があります。今回の株価評価では、決算短信上の利益動向と会社予想を中心に確認します。
今期の総括
今期は訂正後で売上高18.43億円、営業利益0.57億円、親会社株主に帰属する四半期純利益0.16億円という内容でした。売上高は変わらないが、税効果の訂正で純利益が大きく下がったため、表面上の黒字より利益の質を確認する決算である。
来期見通し
来期または通期見通しでは、売上高27.47億円、営業利益1.31億円、経常利益1.36億円、純利益0.81億円、EPS18.33円が示されています。会社予想は外部環境により変動する可能性があります。増収増益計画であっても、販売数量、為替、コスト、投資負担が変われば達成難易度は変わります。
総合判断
総合判断は中立である。売上高18.43億円は維持されたが、訂正後の営業利益は0.57億円、純利益は0.16億円まで下がった。自己資本比率は62.4%と厚い一方、通期純利益計画に対する進捗は低く、次回は利益率と税効果の安定性を確認したい。
訂正開示の反映
G-ファインズは2026-06-30に「(訂正・数値データ訂正)「2026年6月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」に一部訂正について」を開示したため、この記事は訂正後の内容を反映しています。
訂正理由は、「2026 年6月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」の公表後に、繰延税金資産及び法 人税等調整額の計上方法等に誤りが判明したため、当該箇所の訂正を行うものです。
出典
本記事は、対象企業が開示した決算短信を基に作成しています。
- 「2026年6月期 第3四半期 決算短信〔日本基準〕(連結)」、G-ファインズ、開示日: 2026-05-15
- 「(訂正・数値データ訂正)「2026年6月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」に一部訂正について」、G-ファインズ、開示日: 2026-06-30