決算サマリー
| 項目 | 当期実績 | 前年同期 | 増減率 | 会社通期予想 | 進捗率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 6,658百万円 | 5,320百万円 | +25.1% | 12,000百万円 | 55.5% |
| 営業利益 | 940百万円 | 497百万円 | +89.3% | 1,220百万円 | 77.0% |
| 経常利益 | 992百万円 | 525百万円 | +89.2% | 1,290百万円 | 76.9% |
| 純利益 | 717百万円 | 344百万円 | +108.7% | 900百万円 | 79.7% |
| EPS | 59.94円 | 28.74円 | +108.6% | 75.24円 | 79.7% |
対象は2026-04-01〜2026-09-30の非連結累計。会社予想は2027年3月期通期であり、進捗率は単純計算。季節性や費用計上時期を含む達成確率ではない。金額・増減率は短信の表示に合わせており、丸め前の数値で計算した増減率と表示金額からの再計算には差がある。
セグメント
| 事業・分類 | 当期売上高(千円) | 前年同期売上高(千円) | 構成比 | セグメント利益(千円) |
|---|---|---|---|---|
| セラミックス事業 | 5,024,331 | 3,899,113 | 75.5% | 801,595 |
| エンジニアリング事業 | 1,633,350 | 1,421,008 | 24.5% | 138,699 |
非連結決算。外部顧客向け売上高とセグメント利益で、利益合計940,294千円は営業利益と一致する。
定量評価
| 指標 | 確認結果 |
|---|---|
| 営業利益率 | 14.1%(累計実績から計算) |
| ROIC | 投下資本の定義と平均残高をそろえた算定を行っていないため評価を保留 |
| PER推移 | 発表時点の株価・過去比較を検証していないため評価を保留 |
営業利益9.40億円に対して営業CFは9.44億円。投資CFは9.70億円の支出で、設備と投資有価証券の取得が含まれる。利益増と資金運用・設備投資を分けて把握する。
ポジティブ要因
セラミックス売上は28.9%増。電子部品向けの需要回復で工場稼働率が高まり、売上原価率は4.1ポイント改善した。エンジニアリングも増収増益となった。
リスク要因
電子部品の設備投資と工場稼働率の変化が利益に響く。原材料・エネルギー価格や設備投資負担が増せば、上期の利益率を維持できるとは限らない。
財務安全性
期末の総資産197.29億円、純資産150.47億円、自己資本比率76.3%である。キャッシュ・フローは営業CF9.44億円、投資CF-9.70億円、財務CF-2.40億円、現金及び現金同等物の期末残高38.72億円である。
資産・資本は期末残高、CFは当期累計の資金収支である。利益と資金回収の時期差を踏まえて読む。
業界動向との関連
電子部品向けの消耗・工程材料は、生産や設備投資の循環に左右される。足元の工場稼働率改善と、その持続期間が判断の軸になる。
株価への示唆
今回の焦点は「セラミックスの稼働率改善で大幅増益」である。公表後の株価・出来高や市場予想との比較は本記事では扱わない。開示から確認できる事業別の採算と、通期予想に必要な利益の積み上げを判断材料とする。
今期の総括
売上高6,658百万円、営業利益940百万円が今回の累計実績となった。営業利益9.40億円に対して営業CFは9.44億円。投資CFは9.70億円の支出で、設備と投資有価証券の取得が含まれる。利益増と資金運用・設備投資を分けて把握する。
来期見通し
通期予想は売上高120億円、営業利益12.20億円、純利益9億円で据え置き。年間配当予想27円は中間15円・期末12円。上期の利益進捗が高くても、会社予想の修正を独自に前提としない。
ここで扱う会社予想は現在進行中の2027年3月期通期である。翌年度について独自の数値予想は置かない。
総合判断
今回の開示に対する判断は中立とする。電子部品の設備投資と工場稼働率の変化が利益に響く。利益の持続性と資金回収、会社予想の前提がそろうかを追う。株価水準を踏まえた売買判断とは区別する。
関連ページ
出典
- ニッカトー「2027年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)」(2026年11月2日)、公式IR・決算資料