会社概要

オリバーは、ホテル、オフィス、商業施設、医療・福祉施設などの空間づくりを、企画・設計から家具製造、内装施工まで一体で提供する会社です。2026年9月16日に東証スタンダード市場へ上場しました。

項目内容
証券コード619A
市場東証スタンダード
上場日2026年9月16日
本店所在地愛知県岡崎市薮田一丁目1番地12
設立2021年4月30日
業種その他製品
主な事業施設インテリアの企画、デザイン設計、施工、家具・什器の提供
共同主幹事野村證券、大和証券

現在の法人は、旧オリバーの株式取得を目的として2021年4月に設立され、2022年1月に旧オリバーを吸収合併して商号を変更しました。実質的な事業の起点は1967年です。旧オリバーは2021年9月、MBOに伴って東証・名証の上場を廃止しており、今回は再上場に当たります。

事業モデル

業務用家具の企画・製造・販売を基盤に、施設全体のインテリアデザイン、設計、内装施工へ領域を広げています。家具単体ではなく、企画、調査、デザイン、設計、製造、施工、納入後の対応までをワンストップで提供する点が特徴です。

2026年12月期中間期の市場別売上収益は、オフィス・文教・公共7,342百万円、チェーンストア・その他4,285百万円、宿泊3,499百万円、商環境1,921百万円、医療・福祉1,591百万円でした。施設市場を分散する一方、非住宅建築や改装・リニューアル需要、原材料・物流・人件費の動向が収益へ影響します。

直近業績

期間売上収益営業利益当期利益営業利益率
2025年12月期350.15億円35.44億円25.11億円10.1%
2026年12月期中間期186.45億円21.06億円14.44億円11.3%
2026年12月期予想380.00億円38.44億円26.18億円10.1%

数値は国際会計基準です。2026年12月期は売上収益が前期比8.5%増、営業利益が8.5%増、当期利益が4.3%増の会社予想です。中間期の売上収益進捗率は49.1%、営業利益進捗率は54.8%です。

IPO情報

項目内容
上場日2026年9月16日
上場承認日2026年8月13日
市場東証スタンダード
公募なし
売出し74,100,800株
オーバーアロットメント上限11,115,000株
仮条件決定日2026年8月31日
ブックビルディング期間2026年9月1日〜9月7日
売出価格決定日2026年9月8日
申込期間2026年9月9日〜9月14日
仮条件295〜305円
売出価格305円
吸収金額約259.9億円(売出価格305円・OA上限込み、KABUTRACK算出)

発行済株式総数は1億株です。オーバーアロットメントを含む売出株式数の上限は85,215,800株で、発行済株式総数の85.2%に相当します。売出価格305円による吸収金額は約259.9億円、時価総額は約305.0億円です。いずれもKABUTRACKの試算で、吸収金額はOAが上限まで実施される前提です。

確認したいポイント

上場時の需給では、公募がなく、プライベート・エクイティファンド3者による売出しのみだった点が特徴です。売出価格は仮条件上限の305円で、OA上限込みの吸収金額は約259.9億円でした。上場後の流通株式と大株主構成を引き続き確認します。

事業面では、オフィスやホテルなどの改装需要を取り込めるかに加え、案件規模の拡大が利益率とキャッシュ・フローへつながるかが焦点です。内装施工と家具製造を手掛けるため、資材価格、物流費、人件費、工期の遅れも採算を左右します。

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2026年9月8日時点の価格条件

2026年9月8日に売出価格が仮条件上限の305円に決まりました。

出典

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