まず結論
オリバーは、施設向け家具の企画・製造・販売から空間デザイン、設計、内装施工までを手掛ける総合インテリアソリューション会社です。証券コードは619A、上場予定日は2026年9月16日、市場は東証スタンダード、共同主幹事は野村證券と大和証券です。
今回の案件は公募がなく、プライベート・エクイティファンド3者の保有株売出しで構成されます。変更後の売出株式は74,100,800株、OA上限は11,115,000株です。売出価格305円による吸収金額は約259.9億円です(KABUTRACK算出)。
IPO基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社オリバー |
| 証券コード | 619A |
| 上場予定日 | 2026年9月16日 |
| 市場 | 東証スタンダード |
| 上場承認日 | 2026年8月13日 |
| 業種 | その他製品 |
| 共同主幹事 | 野村證券、大和証券 |
| 公募 | なし |
| 売出し | 74,100,800株 |
| オーバーアロットメント | 上限11,115,000株 |
| 仮条件決定日 | 2026年8月31日 |
| ブックビルディング期間 | 2026年9月1日〜9月7日 |
| 売出価格決定日 | 2026年9月8日 |
| 申込期間 | 2026年9月9日〜9月14日 |
| 売出価格 | 305円 |
| 吸収金額 | 約259.9億円(OA上限込み) |
何をしている会社か
オリバーは、ホテル、オフィス、レストラン、商業施設、医療・福祉施設、公共施設などの空間づくりを手掛けます。業務用家具の企画・製造・販売を基盤に、企画、デザイン、設計、内装施工、アフターフォローまでを一体で提供しています。
2025年12月期の売上収益は350.15億円、営業利益は35.44億円でした。2026年12月期の会社予想は売上収益380.00億円、営業利益38.44億円で、いずれも前期比8.5%増です。
619AのIPOで見たいポイント
第一は売出し規模です。公募はなく、既存株主による売出し74,100,800株とOA上限11,115,000株で構成されます。OA上限込みの吸収金額は約259.9億円で、需給負担の大きさが焦点です。
第二は再上場後の株主構成です。旧オリバーは2021年9月にMBOで上場廃止となり、今回は約5年ぶりの再上場です。売出し後にファンド保有がどこまで残るか、親引けの確定内容も確認点になります。
第三は利益の質です。改装・リニューアル需要は追い風になり得ますが、内装施工と家具製造では資材価格、物流費、人件費、工期が採算を左右します。売上規模だけでなく、営業利益率と営業キャッシュ・フローを追う必要があります。
現時点の初値評価
初値予想とIPOスコアは未評価です。売出価格305円と吸収金額だけで初値を断定することはできず、上場後の流通株式と販売先の構成も需給を左右します。
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まとめ
オリバー(619A)は、2026年9月16日に東証スタンダード市場へ再上場する予定です。家具の製造・販売だけでなく、空間デザイン、設計、内装施工までを一体で提供します。
IPOは公募なしの売出し案件です。売出価格は305円に決まり、次は売出し後の株主構成と上場後の流通株式が確認点です。
出典
- 日本取引所グループ「新規上場会社情報」
- 日本取引所グループ「株式会社オリバー 新規上場会社概要」(2026年8月13日)
- 日本取引所グループ「株式会社オリバー 新規上場申請のための有価証券報告書(Ⅰの部)」(2026年8月13日)
- 株式会社オリバー「東京証券取引所スタンダード市場への新規上場承認に関するお知らせ」
- 株式会社オリバー「会社概要」
- 株式会社オリバー「オリバーについて」
- オリバー「売出価格及びオーバーアロットメントによる売出しの売出株式数決定のお知らせ」(2026年9月8日、同11日確認)