決算サマリー
| 項目 | 当期実績 | 前年同期 | 増減率 | 会社計画 | 進捗率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 64.91億円 | 58.97億円 | +10.1% | 123億円 | 52.8% |
| 営業利益 | 3.76億円 | 6.39億円 | -41.2% | 10.50億円 | 35.8% |
| 経常利益 | 4.24億円 | 7.28億円 | -41.7% | 11.50億円 | 36.9% |
| 純利益 | 2.33億円 | 0.87億円 | +168.6% | 8億円 | 29.1% |
| EPS | 34.81円 | 12.96円 | +168.6% | 134.25円 | 25.9% |
会社計画欄は通期予想を基準にしており、進捗率は単純計算です。季節性がある企業では、進捗率だけで達成可能性を判断できません。
セグメント
報告セグメントはバルブ事業と不動産賃貸事業である。訂正開示の中心は棚卸資産評価などの利益・財政状態で、売上高は変わっていない。セグメント利益は訂正後の決算短信の注記を基準に確認する必要がある。
定量評価
| 指標 | 直近実績 | 比較対象 | 見方 |
|---|---|---|---|
| EPS成長率 | +168.6% | 当期EPSと前年同期EPS | 訂正後の中間純利益の伸びを反映 |
| ROE | 非開示 | 決算短信の収益性指標 | 自己資本に対する利益効率を確認する材料です。 |
| ROIC | 直接記載なし | 営業利益・総資産など | 投下資本の内訳が決算短信だけでは不足するため、簡易算定は保留します。 |
| PER推移 | 市場データ未反映 | 過去レンジとの比較は未実施 | 株価評価では別途市場データの確認が必要です。 |
営業利益率は5.8%、総資産経常利益率は非開示である。訂正後の営業利益と純利益を分けて確認することで、棚卸資産評価の影響を含む利益の質を見極める。
ポジティブ要因
営業利益の変化
営業利益は訂正後3.76億円、前年同期比41.2%減となった。棚卸資産評価の見直しで原価負担が表面化し、当初開示の増益評価は維持できない。
売上規模の確認
売上高は64.91億円、前年比10.1%増である。売上の伸びに対し営業利益は減少しており、数量や価格より在庫評価後の採算が問題となる。
財務基盤
自己資本比率は76.0%前後、純資産は159.80億円へ訂正された。資本の厚みはあるが、評価損の影響で訂正前より低下している。
リスク要因
利益率とキャッシュのずれ
営業キャッシュ・フローは非開示です。利益が出ていても運転資金や投資負担でキャッシュ創出が弱い場合、本業の持続力を慎重に見る必要があります。
販売数量・コスト前提の変動
次期または通期予想は売上高123億円、営業利益10.50億円です。会社予想は外部環境により変動する可能性があります。販売数量、為替、原材料費、人件費、案件進捗の変化には注意が必要です。
市場評価の変動可能性
株価は業績だけでなく市場期待や需給によって変動します。決算数値が改善しても、事前期待との差によって市場反応は変わる可能性があります。
財務安全性
財務安全性では、訂正後の総資産209.83億円、純資産159.80億円を確認する。自己資本比率は約76.2%で、財務基盤はなお厚い。中間短信にはキャッシュ・フロー計算書がないため、営業CFは確認できない。
業界動向との関連
業界全体との比較には、同業他社の同時期決算や市場統計の確認が必要です。今回の記事では対象企業の決算短信を主資料とし、業界平均との差やシェア変化は断定せず、売上・営業利益・会社予想を中心に整理します。
株価への示唆
株価への示唆は条件付きで見る必要があります。営業利益の改善が継続し、会社予想の前提が崩れない場合は評価の下支え要因になります。一方、利益率低下や一時要因の剥落が見える場合は、評価が下振れる可能性があります。補足市場データ未取得のため、理論株価の算定は保留します。
今期の総括
今期は売上高64.91億円(+10.1%)、訂正後の営業利益3.76億円(前年同期比41.2%減)、中間純利益2.33億円(同168.6%増)となった。売上増が利益増に直結しておらず、在庫評価を含む原価管理が課題として残る。
来期見通し
当時の通期予想は売上高123億円、営業利益10.50億円、経常利益11.50億円、純利益8億円、EPS134.25円であった。2026年9月14日に後続の中間決算で通期予想は更新されているため、現在の見通しは最新記事を参照する。
総合判断
総合判断は中立である。売上高は伸びたが、訂正後の営業利益は減少し、利益率も低下した。次回は棚卸資産評価後の採算と営業キャッシュ・フローを確認する。
訂正開示の反映
2026年9月14日の訂正開示では、2025年12月期第2四半期の棚卸資産評価などが見直され、営業利益は3.76億円、経常利益は4.24億円、親会社株主に帰属する中間純利益は2.33億円となった。売上高64.91億円は変わらない。
図解
出典
本記事は、対象企業が開示した決算短信を基に作成しています。
- 「2025年12月期第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)」、ハマイ、開示日: 2025-08-07
- 「過年度の有価証券報告書等の訂正報告書の提出及び過年度の決算短信の訂正に関するお知らせ」、ハマイ、開示日: 2026-09-14