デンソー 6902 2027年3月期第2四半期決算 売上高38435.50億円(+7%) 営業利益: 1701.47億円 売上高: 38435.50億円 リスク: 為替変動 在庫評価・回転 kabutrack.com

決算サマリー

項目当期実績前年同期増減率会社計画進捗率
売上高38435.50億円35904.67億円+7%77500億円49.6%
営業利益1701.47億円2114.17億円-19.5%5000億円34.0%
税引前利益2014.77億円2444.42億円-17.6%5530億円36.4%
純利益1197.94億円1313.57億円-8.8%3820億円31.4%
EPS46.36円47.7円-2.8%149.74円31.0%

会社計画欄は通期予想を基準にしており、進捗率は単純計算です。季節性がある企業では、進捗率だけで達成可能性を判断できません。

セグメント

2027年3月期中間期の外部顧客向け売上収益は、日本1,619,281百万円(前年同期1,456,925百万円)、北米1,027,113百万円(同967,707百万円)、欧州335,369百万円(同324,247百万円)、アジア791,005百万円(同779,748百万円)でした。セグメント利益は日本49,029百万円、北米39,456百万円、欧州は1,435百万円の損失、アジア69,082百万円です。地域別の営業損益は為替・消去・全社などを含む連結営業利益と異なり、連結営業利益は170,147百万円でした。

財務安全性

財務安全性では、総資産86755.20億円、純資産53263.69億円、自己資本比率または親会社所有者帰属持分比率59.3%を確認します。キャッシュ・フローは営業CF3358.57億円、投資CF-2176.54億円、財務CF-421.78億円、現金及び現金同等物の期末残高12570.29億円です。

定量評価

指標直近実績比較対象見方
EPS成長率-2.8%当期EPSと前年同期EPSEPSが確認できる場合は、純利益の伸びと合わせて確認します。
ROE非開示決算短信の収益性指標自己資本に対する利益効率を確認する材料です。
ROIC直接記載なし営業利益・総資産など投下資本の内訳が決算短信だけでは不足するため、簡易算定は保留します。
PER推移市場データ未反映過去レンジとの比較は未実施株価評価では別途市場データの確認が必要です。

営業利益率は4.4%、総資産税引前利益率は非開示です。営業利益と純利益の方向を分けて確認することで、一時要因だけに引きずられない評価ができます。

数値から確認できる点

売上規模の確認

売上高は38435.50億円、前年比は+7%です。増収に対して営業損益は弱く、採算の確認が必要です。

財務基盤

自己資本比率または親会社所有者帰属持分比率は59.3%、純資産は53263.69億円です。資本余力は、案件ごとの採算や運転資金の振れとは分けて評価します。

リスク要因

営業減益

営業利益は1701.47億円で、前年同期比19.5%減です。減益要因が価格転嫁、数量、原価、人件費のどこにあるかが論点です。営業利益率は4.4%です。

利益率とキャッシュのずれ

営業キャッシュ・フローは3358.57億円です。売掛金、在庫、仕入れ条件による資金移動と、会計利益を照合する必要があります。

販売数量・コスト前提の変動

次期または通期予想は売上高77500億円、営業利益5000億円です。利益予想への進捗に加え、会社が開示する事業別の採算や予想前提の変化を確認します。

市場評価の変動可能性

株価の反応は、決算発表時の価格、出来高、市場予想などを併せて確認する必要があります。

業界動向との関連

同業他社との同期間の数値比較は行っていません。同社の売上・利益の変化と、開示された事業別の状況を確認します。

株価への示唆

増収と営業損益の動きが異なります。会社の営業利益予想は5000億円で、今後の実績と採算の変化が確認点です。補足市場データ未取得のため、理論株価の算定は保留します。

今期の総括

今期は売上高38435.50億円(+7%)、営業利益1701.47億円(-19.5%)、親会社株主に帰属する当期純利益1197.94億円(-8.8%)という内容でした。営業利益と純利益の方向が異なる場合は、特別損益や税効果を分けて読みます。一時的な損益や税効果は、本業の収益力と分けて確認します。

来期見通し

来期または通期見通しでは、売上高77500億円、営業利益5000億円、税引前利益5530億円、純利益3820億円、EPS149.74円が示されています。会社予想は前提です。増収計画より、営業利益率と営業CFがその計画に届く形になっているかを次の開示で確認します。

決算の読み方

本記事は決算短信と会社開示に記載された実績・予想を整理したものです。四半期の数値や一時要因だけから株価の方向を断定せず、会社予想の前提と次回開示を確認します。

出典

本記事は、対象企業が開示した決算短信を基に作成しています。

  • 「2027年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔IFRS〕(連結)」、デンソー、開示日: 2026-10-29