G-INC HD 7078 2027年5月期第1四半期決算 売上高10.09億円(-2.5%) 営業利益: -1.21億円 売上高: 10.09億円 リスク: 原材料・エネルギー価格 為替変動 kabutrack.com

決算サマリー

項目当期実績前年同期増減率会社計画進捗率
売上高10.09億円10.35億円-2.5%59.18億円17.0%
営業利益-1.21億円-1.88億円赤字縮小-1.76億円該当なし
経常利益-0.89億円-1.90億円赤字縮小-1.48億円該当なし
純利益-0.69億円-1.42億円赤字縮小-1.67億円該当なし
EPS-6.93円-14.14円赤字縮小-16.67円該当なし

会社計画欄は通期予想を基準にしており、進捗率は単純計算です。季節性がある企業では、進捗率だけで達成可能性を判断できません。

セグメント

ブランドコンサルティング事業は売上高5.61億円(前年同期比18.3%減)ながら、セグメント利益0.48億円へ黒字転換した。食関連事業は売上高4.47億円(同27.7%増)、セグメント損失0.28億円で、前年同期の0.72億円の損失から改善した。宇宙関連事業は売上高0.02億円、損失0.08億円、投資事業は売上計上なしで損失0.001億円だった。全社では調整後EBITDAが0.98億円の赤字、営業損失が1.21億円であり、非GAAP指標と営業損益を分けて見る必要がある。

財務安全性

財務安全性では、総資産33.03億円、純資産17.61億円、自己資本比率または親会社所有者帰属持分比率44.2%を確認します。キャッシュ・フローは営業CF非開示、投資CF非開示、財務CF非開示、現金及び現金同等物の期末残高非開示です。

定量評価

指標直近実績比較対象見方
EPS成長率赤字縮小当期EPSと前年同期EPSEPSが確認できる場合は、純利益の伸びと合わせて確認します。
ROE非開示決算短信の収益性指標自己資本に対する利益効率を確認する材料です。
ROIC直接記載なし営業利益・総資産など投下資本の内訳が決算短信だけでは不足するため、簡易算定は保留します。
PER推移市場データ未反映過去レンジとの比較は未実施株価評価では別途市場データの確認が必要です。

営業利益率は-12.0%、総資産経常利益率は非開示です。前年同期より赤字幅は縮小しましたが、売上減少下で営業赤字が続いています。

ポジティブ要因

営業利益の変化

営業損失は1.21億円で、前年同期の1.88億円から赤字幅が縮小しました。改善はありますが、調整後EBITDAも赤字であり、市場が収益改善を信用するには黒字化が必要です。

売上規模の確認

売上高は10.09億円、前年比は-2.5%です。売上だけで評価する局面ではなく、営業利益と営業CFにどう落ちるかを合わせて見ます。

財務基盤

自己資本比率または親会社所有者帰属持分比率は44.2%、純資産は17.61億円です。資本の厚みは確認できますが、案件ごとの採算や運転資金の振れとは分けて評価します。

リスク要因

利益率とキャッシュのずれ

営業キャッシュ・フローは非開示です。利益よりキャッシュです。売掛金、在庫、仕入れ条件で資金が外に出る決算では、会計上の利益だけでは安心材料になりません。

販売数量・コスト前提の変動

通期予想は売上高59.18億円、営業損失1.76億円です。決算期変更により2026年4月から2027年5月までの14カ月決算となるため、通常の12カ月決算との単純比較はできません。赤字縮小の進み方と事業整理後の固定費が確認点です。

市場評価の変動可能性

決算数値が改善しても、市場がすぐ信用するとは限りません。赤字縮小、利益率改善、営業CFの改善が同じ方向にそろって初めて、見直し買いが続きやすくなります。

業界動向との関連

業界比較では、同業他社の同時期決算や市場統計も必要です。ただ、この段階では業界ストーリーを広げすぎない方がよいです。決算短信でまず見るべきは、売上が営業利益に落ちているか、営業CFが伴っているかです。

株価への示唆

市場はまだ信用しにくい内容です。売上、利益率、キャッシュのうち少なくとも一つがはっきり改善しないと、決算を買う理由は作りにくいでしょう。補足市場データ未取得のため、理論株価の算定は保留します。

今期の総括

今期は売上高10.09億円(-2.5%)、営業損失1.21億円、親会社株主に帰属する四半期純損失0.69億円という内容でした。各利益段階の赤字幅は前年同期から縮小しましたが、売上高も減少しています。事業再編後に営業損益を黒字へ戻せるかが先です。

来期見通し

通期見通しでは、売上高59.18億円、調整後EBITDAは1.14億円の赤字、営業損失1.76億円、経常損失1.48億円、純損失1.67億円、EPSはマイナス16.67円が示されています。14カ月決算でも赤字予想であり、費用削減と既存事業の粗利改善を確認する必要があります。

総合判断

総合判断は弱気。売上高10.09億円に対して営業損失1.21億円となり、通期も営業赤字を見込みます。赤字幅は縮小していますが、次回は調整後EBITDAと営業利益の黒字化、営業CF、事業再編後の固定費を確認したいところです。

出典

本記事は、対象企業が開示した決算短信を基に作成しています。

  • 「2027年5月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」、G-INC HD、開示日: 2026-08-13