決算サマリー

項目2026年4月期1Q前年同期増減率通期予想
売上高24.24億円22.96億円+5.6%105.50億円
営業利益4.64億円3.48億円+33.5%19.10億円
経常利益4.77億円3.68億円+29.7%19.50億円
純利益3.25億円2.31億円+40.4%13.20億円
EPS62.08円44.22円+40.4%251.66円
自己資本比率76.6%73.1%改善-

セグメント別の見方

セグメント売上高増減率セグメント利益増減率
理科学機器設備10.08億円+2.3%1.62億円+12.2%
保健医科機器7.06億円+8.3%1.55億円+45.4%
産業用機器6.37億円+8.4%1.59億円+37.1%

3部門すべてで増益だった。理科学機器設備は学校校舎改修向けの施設設備機器が前期を下回ったものの、国内外の滅菌器販売が堅調。保健医科機器はAED、産業用機器は半導体製造装置向けヒーターが支えた。

財務安全性

総資産は175.06億円、純資産は134.08億円、自己資本比率は76.6%。前期末比で総資産は減少したが、自己資本比率は高水準を維持している。

現金及び預金は81.27億円で、前期末の83.40億円からやや減少した。財務面に不安は小さいが、今後の配当水準を考えるなら、利益だけでなくキャッシュの動きも見ておきたい。

ポジティブ要因

第1四半期から営業利益が33.5%伸びた点は素直に強い。売上高の伸びは5.6%なので、利益率の改善が効いている。保健医科機器と産業用機器の伸びも、学校向けだけに依存しない収益構造として評価できる。

また、通期計画に対する営業利益の進捗率は約24.3%。季節性はあるが、第1四半期としては悪くない滑り出しだ。

リスク要因

学校向け施設設備機器は、校舎改修工事の進捗や予算に左右される。半導体製造装置向けも、設備投資サイクルの波を受ける。第1四半期は良いが、これを直線的に伸ばして見るのは少し早い。

配当予想は年間252円。高配当株として見られやすいだけに、利益進捗と配当性向のバランスが次の確認点になる。

総合判断

総合判断はやや強めの中立である。第1四半期は増収増益で、営業利益率も高い。財務も厚い。ただし、学校改修、AED、半導体関連という複数の需要が続くかはまだ確認途中。次の中間決算で、利益率の高さが一過性でないかを見たい。

出典

本記事は、対象企業が開示した決算短信を基に作成しています。

  • 「2026年4月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」、ヤガミ、開示日: 2025-08-22
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