決算サマリー
| 項目 | 2026年4月期中間期 | 前年同期 | 増減率 | 修正後通期予想 |
|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 53.92億円 | 52.30億円 | +3.1% | 110.42億円 |
| 営業利益 | 10.94億円 | 9.44億円 | +15.8% | 21.34億円 |
| 経常利益 | 11.22億円 | 9.70億円 | +15.6% | 21.82億円 |
| 純利益 | 7.67億円 | 6.22億円 | +23.3% | 14.87億円 |
| EPS | 146.33円 | 118.66円 | +23.3% | 283.60円 |
| 自己資本比率 | 76.5% | 73.1% | 改善 | - |
セグメント別の見方
| セグメント | 売上高 | 増減率 | セグメント利益 | 増減率 |
|---|---|---|---|---|
| 理科学機器設備 | 27.86億円 | -1.3% | 5.70億円 | +5.2% |
| 保健医科機器 | 13.53億円 | +10.3% | 2.70億円 | +30.7% |
| 産業用機器 | 12.52億円 | +6.0% | 2.81億円 | +27.1% |
理科学機器設備は売上がやや減ったが、利益は増えている。保健医科機器はAEDの新規・更新需要が強く、産業用機器は半導体製造装置向けヒーターが支えた。売上成長は派手ではないが、利益率はかなり良い。
財務安全性
総資産は181.13億円、純資産は138.58億円、自己資本比率は76.5%。財務は引き続き厚い。現金及び現金同等物は33.81億円で、前期末から29.59億円減少した。
営業キャッシュ・フローは5.66億円のプラス。棚卸資産、リース投資資産、法人税支払いが重かったが、税金等調整前中間純利益11.22億円が支えた。
ポジティブ要因
中間期時点で営業利益10.94億円、通期予想21.34億円に対する進捗率は約51.3%。季節性を考えても、計画に対して順調に見える。
配当面も強い。中間配当は146円で、期末予想138円、年間予想284円へ引き上げられた。高配当株としての見え方は、この中間決算で一段強くなった。
リスク要因
中間期で業績予想を上方修正した後は、期待値も上がる。ここからは、良い数字を出しても「織り込み済み」と見られやすくなる。
また、産業用機器は半導体設備投資の影響を受ける。好調な局面では利益率を押し上げるが、投資サイクルが鈍ると逆回転もしやすい。高配当だけでなく、利益の持続性を見たい。
総合判断
総合判断はやや強めの中立である。中間決算は増収増益、利益率改善、上方修正、増配と材料が揃った。ただし、ここで期待値も上がった。次の第3四半期では、学校改修需要と半導体関連需要がどこまで続くかが焦点になる。
出典
本記事は、対象企業が開示した決算短信を基に作成しています。
- 「2026年4月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)」、ヤガミ、開示日: 2025-11-21