決算サマリー
| 項目 | 当期実績 | 前年同期 | 増減率 | 通期会社予想 | 進捗率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 52.75億円 | 66.77億円 | -21.0% | 118.95億円 | 44.3% |
| 営業利益 | -3.65億円 | 0.17億円 | 赤字転落 | -5.87億円 | ― |
| 経常利益 | -3.41億円 | 0.15億円 | 赤字転落 | -6.04億円 | ― |
| 純利益 | -4.30億円 | -2.27億円 | 赤字拡大 | -4.32億円 | ― |
| EPS | -76.55円 | -40.62円 | 赤字拡大 | -76.91円 | ― |
短信表紙は百万円表示、本文の金額は億円へ換算。CFと事業別表は各原表の単位を確認して換算した。増減率は会社開示を基本とし、EPSなどの計算値は表示額からの概算。進捗率は累計実績を通期予想で割った単純計算で、季節性や下期の費用を織り込んだ予測ではない。EPSの進捗率は示さない。
セグメント
| 事業・区分 | 当期売上 | 前年売上 | 増減率 | 当期利益 | 前年利益 |
|---|---|---|---|---|---|
| レストラン事業部 | 43.55億円 | 比較値なし | ― | 4.38億円 | 比較値なし |
| 物販事業部 | 9.20億円 | 比較値なし | ― | -0.73億円 | 比較値なし |
外部顧客への売上高。利益は会社のセグメント利益であり、全社費用等の調整を区別する。
セグメント利益の合計3.66億円と全社の営業利益-3.66億円との差額は-7.31億円。全社費用や消去等の調整を含むため、個々の事業利益をそのまま全社利益とみなさない。
財務安全性
総資産107.61億円、純資産・資本合計45.57億円。自己資本比率・親会社帰属持分比率は42.3%。資産評価や利益の蓄積を含む資本の厚さと、営業活動の資金収支は分けて確認する。
営業CFは-6.27億円、投資CFは-5.41億円、財務CFは5.57億円。現金同等物の残高は24.65億円。営業・投資CFの単純合計は-11.68億円だが、投資CFには設備取得のほか資産売却や有価証券の取得等も含まれる。
定量評価
EPSは当期-76.55円、前年同期-40.62円。増減率は赤字拡大。利益総額に加えて期中平均株式数も影響する。営業利益率は-6.9%、前年は0.3%。増収の大きさだけでなく、売上に対して残る利益を比較する。
単独四半期の比較では、7〜9月の売上26.03億円・営業利益-3.16億円に対し、その前の4〜6月は売上26.72億円・営業利益-0.49億円。累計開示の差額から求めた概数で、独立した会社予想ではない。前年同期比と異なり季節性や納入時期の影響があるため、連続的な伸びとは断定しない。
2026-09-30時点の発行済株式数は5,625,040株、自己株式は1,482株。期中平均株式数は5,618,095株で、EPSはこの平均株式数を基にした実績。期末株式数と期中平均は基準が異なるため、期末株式数でEPSを再計算しない。
| 指標 | 確認範囲 |
|---|---|
| EPSの前年同期比較 | 赤字拡大 |
| ROIC | 投下資本・税率の仮定を置いた推計は行っていない |
| PER推移 | 同時点の株価と過去レンジの比較は行っていない |
会社の通期営業利益予想-5.87億円に対し、累計実績との差額は-2.22億円。これは会社予想から実績を引いた計算で、残る期間の独立した会社予想ではない。
ポジティブ要因
レストラン事業部は売上43.55億円で最も大きい。同区分の利益は4.38億円。物販事業部の利益-0.73億円も合わせ、売上規模と利益貢献を分けて読む。 売上52.75億円はあるが、営業利益は-3.65億円の損失であり、黒字の事業と全社費用の差を確認する必要がある。
リスク要因
既存店の販売状況と閉鎖・譲渡の影響を区別する。新工房の稼働率、店舗・物販の人件費と原価、営業CFの赤字と借入返済余力が、投資回収の確認点になる。
業界動向との関連
うかいでは、既存レストランは増収でも全体の売上は減少した。事業別の売上と採算が同じ方向に動くかが、小売業という業種全体の印象よりも今回の数字を理解する手掛かりになる。
株価への示唆
うかいの決算を評価する際は、当期の営業利益-3.65億円から、通期予想-5.87億円へつながる受注・販売・採算の条件を確かめる。営業CF-6.27億円は利益と異なる動きも示すため、債権・在庫・債務の増減と合わせて収益の質を確認する。業績の改善が確認できても、発表前の期待や価格に織り込まれていれば、株価が同じ方向に動くとは限らない。
今期の総括
事業縮小などで減収・営業赤字、新工房投資で資金流出。営業CF-6.27億円は利益と異なる動きも示すため、債権・在庫・債務の増減と合わせて収益の質を確認する。
来期見通し
通期会社予想は売上高118.95億円、営業利益-5.87億円、純利益-4.32億円、EPS-76.91円。会社予想と実績を分け、進捗の高低だけで上振れ・下振れを断定しない。 配当の会社開示は、期末予想 15.00円、年間予想 15.00円、中間実績 0.00円。実績と予想を区別し、株式分割がある場合は1株額の基準日も合わせる。会社予想
総合判断
中立。既存店の販売状況と閉鎖・譲渡の影響を区別する。文化事業の有無など比較範囲も変わり、新工房への投資と借入が増えた。
出典
- うかい 公式IR・決算資料。
- うかい「2027年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(非連結)」(2026年11月6日開示)。