決算サマリー(訂正後)
| 項目 | 当期実績 | 前年同期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 15.55億円 | 16.14億円 | -3.7% |
| 営業利益 | -1.59億円 | -1.09億円 | 赤字拡大 |
| 経常利益 | 1.92億円 | -1.14億円 | 黒字転換 |
| 中間純利益 | -0.51億円 | -1.37億円 | 赤字縮小 |
| 総資産 | 19.61億円 | 16.82億円 | +16.6% |
| 純資産 | 3.16億円 | 1.30億円 | +143.0% |
経常利益は黒字転換しているが、営業利益は赤字のままだ。ここは評価を分けたい。事業運営で稼いだというより、会計処理の訂正によって営業外収益の存在感が強くなっている。
事業面の読み方
売上高は15.55億円で前年同期比3.7%減。マーケティングDXと不動産DXのいずれも、規模だけで評価する段階ではない。営業損失は1.59億円まで拡大しており、固定費や集客コストの負担が収益を圧迫している。
市場が気にするのは、経常利益の黒字ではなく営業赤字の継続だ。黒字化への道筋が見えるまでは、強い評価はつきにくい。
財務安全性
総資産は19.61億円、純資産は3.16億円。自己資本比率は約16.1%で、前年同期からは改善している。ただし、これは過年度訂正後の数字であり、後続四半期では再び純資産が削られていく。
広告運用ビジネスは運転資金の動きも出やすい。利益率だけでなく、売掛金、預け金、借入金、現金残高の動きを通期で確認したい。
総合判断
総合判断は要注意・中立。訂正後の中間期は、売上高15.55億円、営業損失1.59億円、中間純損失0.51億円。経常黒字だけでは評価しにくく、本業の赤字継続と内部統制面の信頼回復が大きな課題として残る。
出典
本記事は、対象企業が開示した決算短信訂正資料を基に作成しています。
- 「2026年2月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(非連結)」、バリュークリエーション、開示日: 2025-10-15
- 「過年度有価証券報告書等の訂正報告書の提出及び過年度決算短信等の訂正に関するお知らせ」、バリュークリエーション、開示日: 2026-05-29
- 「(数値データ訂正)2026年2月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(非連結)」、バリュークリエーション、開示日: 2026-05-29