1. 投資判断サマリー

テレビ東京ホールディングスは、プライム(内国株式)に属する情報・通信業の銘柄です。直近の材料だけで評価を固定せず、業績の方向、利益率、キャッシュ・フロー、財務安全性、株主還元を同じ順番で確認するページとして整理します。

項目内容
更新日2026年7月5日
総合評価★★★☆☆(中立)
一言サマリーテレビ東京ホールディングスの2026年3月期は、売上高1,649.15億円で前期比5.8%増、営業利益114.02億円で46.4%増、純利益77.00億円で27.6%増となり、売上高と各段階利益は過去最高を更新した。

2. 投資評価(星評価・レーダーチャート)

投資評価は、成長性、収益性、財務、配当、安定性の5軸で整理します。星評価は直近の開示情報、プロフィール、還元情報をもとにした確認用の目安です。

評価軸星評価コメント
成長性★★★☆☆売上や需要の伸び、会社計画の方向を確認します。
収益性★★★☆☆営業利益率、コスト吸収力、一時要因の有無を確認します。
財務★★★☆☆自己資本比率、現預金、営業CF、有利子負債を確認します。
配当★★★★☆配当方針と利益・キャッシュの裏付けを確認します。
安定性★★★☆☆需要のぶれ、景気感応度、事業基盤の継続性を確認します。
時間軸見方
短期次回決算で、売上と利益率の方向を確認します。
中期会社計画に対する進捗とキャッシュ創出力を見ます。
長期財務余力、競争力、株主還元の持続性を確認します。
成長性 収益性 財務 配当 安定性 5軸評価:成長性3、収益性3、財務3、配当4、安定性3

3. 最新決算サマリー

基準にした開示情報は、2026-05-08開示の「テレ東HD|2026年3月期決算|アニメと広告回復で過去最高更新」です。ここでは直近実績、前年比・変化、会社予想の有無を先に確認します。

項目直近実績前年比・変化会社予想・補足見方
売上高1,649.15億円開示資料を確認1,680.00億円増加率と利益へのつながりを確認します。
営業利益114.02億円開示資料を確認115.00億円利益成長の質と一時要因を確認します。
経常利益119.37億円開示資料を確認118.00億円利益成長の質と一時要因を確認します。
純利益77.00億円開示資料を確認80.00億円利益成長の質と一時要因を確認します。

数字だけを見ると、売上は「1,649.15億円」、利益は「114.02億円」です。ここで大事なのは、見出しの増減をそのまま評価せず、収益の質とキャッシュに変わっているかを確認することです。2027年3月期は売上高1,680.00億円、営業利益115.00億円、経常利益118.00億円、純利益80.00億円を見込む。

4. 今回の決算で注目するポイント

今回の決算は、見出しの増減だけでなく、収益の質と財務余力を分けて見る必要があります。

確認点今回の状況判断材料
売上の方向1,649.15億円数量、単価、案件進捗、既存店、為替など、どの要因で動いたかを確認します。
利益の方向114.02億円増収でも利益率が下がる場合は、コストや一時要因を分けて見ます。
キャッシュ総資産は1,557.83億円、純資産は1,075.54億円、現金同等物は451.56億円となった。利益が営業CFに変わっているか、投資負担が重すぎないかを確認します。
財務安全性総資産は1,557.83億円、純資産は1,075.54億円、現金同等物は451.56億円となった。自己資本比率、現預金、有利子負債、流動性を確認します。
会社予想2027年3月期は売上高1,680.00億円、営業利益115.00億円、経常利益118.00億円、純利益80.00億円を見込む。計画の前提が保守的か、すでに織り込み済みかを見ます。

5. 投資判断のポイント

このセクションは、次回以降の決算でも繰り返し見るポイントです。単発の好材料より、同じ指標が継続して改善しているかを重視します。

論点なぜ見るか確認したい変化
売上の質契約型収入、単発案件、広告・人材需要などで利益の見え方が変わります。継続収入と一時売上を分けて確認する
利益率人件費や外注費、開発投資が増えると売上成長ほど利益が伸びないことがあります。営業利益率と採用・開発費を見る
成長投資DX、AI、SaaS、人材投資は先行費用が出やすい領域です。売上成長が利益と営業CFに変わるか

| 株主還元 | 2027年3月期の年間予想は100.00円です。会社予想 100株以上の保有特典としてQUOカードがあります。 | 利益水準と営業CFに支えられているか |

6. リスク要因

リスク内容
需要変動顧客需要や市況が弱含むと、売上と稼働率が下振れる可能性があります。
コスト上昇原材料、人件費、物流費、外注費の上昇は利益率の重荷になります。
計画未達会社予想の前提が崩れると、利益成長や還元期待が後退する可能性があります。
市場評価決算数値が改善しても、事前期待との差や需給によって株価反応は変わります。

7. 総合評価

ここでは売買判断ではなく、テレビ東京ホールディングスを見るための評価軸を整理します。

観点評価
強みテレビ東京ホールディングスの2026年3月期は、売上高1,649.15億円で前期比5.8%増、営業利益114.02億円で46.4%増、純利益77.00億円で27.6%増となり、売上高と各段階利益は過去最高を更新した。
懸念点顧客需要や市況が弱含むと、売上と稼働率が下振れる可能性があります。
次に見るポイント売上、営業利益、純利益、営業CF、会社計画、株主還元の順に確認します。

テレビ東京ホールディングスは、直近開示の数字と会社計画を出発点に、収益性・財務安全性・キャッシュ創出力を継続確認したい銘柄です。現時点では中立評価。次回は、売上よりも利益率と営業CFが素直についてくるかを優先して見ます。

出典

  • テレ東HD|2026年3月期決算|アニメと広告回復で過去最高更新、開示日: 2026-05-08
  • 企業プロフィール: テレビ東京ホールディングス(9413)の基本情報
  • 配当情報: 会社開示に基づく配当実績・予想
  • 株主向け制度: 会社開示に基づく制度情報

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