決算サマリー
| 項目 | 2027年3月期中間期 | 前年同期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 174億45百万円 | 164億8百万円 | +6.3% |
| 営業利益 | 20億22百万円 | 18億30百万円 | +10.5% |
| 経常利益 | 24億83百万円 | 22億31百万円 | +11.3% |
| 中間純利益 | 16億26百万円 | 11億82百万円 | +37.5% |
| 1株当たり中間純利益 | 104.93円 | 75.70円 | +38.6% |
セグメント
| 報告セグメント | 売上高 | 前年同期比 | セグメント利益 | 前年同期比 |
|---|---|---|---|---|
| ユニットハウス | 144億81百万円 | +5.5% | 17億59百万円 | +13.2% |
| モジュール・システム建築 | 25億58百万円 | +14.1% | 2億32百万円 | +1.9% |
| 建設機械レンタル | 4億5百万円 | △8.0% | 49百万円 | △27.1% |
ユニットハウスは展示場と製品への投資を背景に、販売・レンタルの受注が伸びました。モジュール・システム建築は民間設備投資案件の受注と完工が堅調で、価格転嫁も利益を下支えしています。一方、建設機械レンタルは北海道南部の土木需要や販売が弱く、3部門のうち唯一の減収減益でした。
セグメント利益の合計20億40百万円と全社営業利益20億22百万円との差は、調整額△18百万円です。売上の合計が全社数値と1百万円異なるのは百万円未満の切捨てによる差です。
財務・キャッシュフロー
中間期末の総資産は779億64百万円、純資産は687億3百万円、自己資本比率は88.1%です。期末現金は122億37百万円で、3月末から21億39百万円減りました。営業キャッシュフローは10億51百万円の収入でしたが、貸与資産の取得支出28億85百万円などを含みます。投資活動による支出16億43百万円、配当支払いを中心とする財務活動による支出15億48百万円もあり、レンタル資産の拡充と手元資金の推移は合わせて見たいところです。
通期計画と配当
会社は通期予想を据え置き、売上高380億円、営業利益45億円、経常利益51億円、当期純利益33億円を見込んでいます。中間期の単純進捗率は売上高45.9%、営業利益44.9%、経常利益48.7%、純利益49.3%です。利益の進捗はおおむね半分ですが、投資案件の完工時期やレンタル資産の稼働が下期の採算を左右します。
年間配当予想は、2026年5月時点の60円から80円へ上方修正されました。中間配当はなく、期末80円の予定です。2026年3月期の年間100円には60周年記念配当40円を含むため、単純な前年差ではなく普通配当との比較が必要です。
投資家が見るポイント
増益の中心はユニットハウス事業で、建設機械レンタルは地域ごとの需要差が表れています。全社営業利益の伸びを評価する際は、各セグメントの利益率と貸与資産投資後のキャッシュ創出を分けて確認する必要があります。配当予想の増額も、記念配当を含んだ前年実績との比較に注意が必要です。
関連ページ
出典
- ナガワ 決算短信・IRライブラリー:「2027年3月期第2四半期(中間期)決算短信」、2026年10月26日開示
- ナガワ 有価証券報告書一覧:直近の配当・株式情報の確認