2026年12月優待の基本日程

2026年12月末が権利確定日の銘柄では、日程は次の通りです。

項目日付
権利付き最終日2026年12月28日(月)
権利落ち日2026年12月29日(火)
権利確定日2026年12月30日(水)

12月末優待を取るには、原則として2026年12月28日(月)の大引け時点で株を保有している必要があります。

12月は配当・優待の両方を意識した売買が増えやすく、権利落ち日の値動きも大きくなりがちです。優待だけでなく、株価変動リスクも込みで見たい月です。

2026年12月の株主優待10選

まずは一覧です。

順位銘柄コード優待の方向性注意点
1すかいらーくホールディングス3197株主優待カード・電子チケット外食利用者向け
2日本マクドナルドホールディングス2702優待食事券1年以上の継続保有が必要
3物語コーポレーション3097食事優待券・電子チケット半年以上の継続保有条件を確認
4フジオフードグループ本社2752食事券・自社関連商品店舗利用か商品選択かを確認
5小林製薬4967自社製品詰め合わせ日用品系の実物優待
6コーセーホールディングス4922優待品・カタログ化粧品を使う人向け
7大塚ホールディングス4578自社グループ製品食品・飲料・ヘルスケア系
8ヒューリック3003カタログギフト300株以上、長期条件を確認
9アース製薬4985自社グループ製品継続保有区分を確認
10北海道コカ・コーラボトリング2573Coke ONドリンクチケット飲料系で使いやすい

外食系の注目優待

外食系では、すかいらーくホールディングス、日本マクドナルドホールディングス、物語コーポレーション、フジオフードグループ本社を見ます。

銘柄コード主な優待内容見方
すかいらーくホールディングス3197株主優待カード・電子チケット店舗網が広く使いやすい
日本マクドナルドホールディングス2702優待食事券1年以上の継続保有が必要
物語コーポレーション3097食事優待券・電子チケット半年以上の保有条件を確認
フジオフードグループ本社2752食事券・自社関連商品店舗が近くなくても選択肢あり

すかいらーくホールディングス(3197

すかいらーくホールディングスは、ガスト、バーミヤン、ジョナサン、しゃぶ葉などを展開する外食大手です。

株主優待データでは、12月末基準で100株以上を保有する株主に、株主優待カードまたは電子チケットを贈呈する内容として整理されています。100株では2,000円相当の区分が確認できます。

外食優待としての使いやすさは高いです。

一方で、人気銘柄ほど権利前に買われやすく、権利後に売られやすい面があります。優待を使い切れるかだけでなく、権利落ち後も持てる事業かを見ておきたい銘柄です。

日本マクドナルドホールディングス(2702

日本マクドナルドホールディングスは、国内のマクドナルド事業を展開する企業です。

株主優待データでは、6月末・12月末基準で100株以上を1年以上継続保有する株主に、優待食事券を贈呈する内容として整理されています。100株では優待食事券1冊、300株・500株で冊数が増える区分です。

ここで一番大事なのは、1年以上の継続保有条件です。

直前に買ってすぐ優待を取るタイプではありません。全国で使いやすい優待ですが、株主番号の継続や保有期間の条件を必ず確認したい銘柄です。

物語コーポレーション(3097

物語コーポレーションは、焼肉きんぐ、丸源ラーメン、ゆず庵などを展開する外食企業です。

株主優待データでは、12月末基準で100株以上を保有する株主に、食事優待券または電子チケットを贈呈する内容として整理されています。半年以上の継続保有条件を確認したい銘柄です。

優待の使い道は分かりやすいです。

ただし、外食成長株として人気が出やすい分、株価には期待も乗ります。優待だけでなく、既存店売上、出店ペース、人件費や食材費の影響も合わせて見たいところです。

フジオフードグループ本社(2752

フジオフードグループ本社は、まいどおおきに食堂、串家物語などを展開しています。

株主優待データでは、12月末基準で100株以上を保有する株主に、食事券または自社関連商品を贈呈する内容として整理されています。100株では3,000円相当の区分です。

店舗利用と商品選択の両方を見られる点が特徴です。

近くに店舗がない場合でも、商品を選べる余地があるのは実用的です。ただ、外食株としては客数、原材料、人件費の影響を受けます。優待の魅力と本業の回復力を分けて見たい銘柄です。

食品・日用品系の注目優待

食品・日用品系では、小林製薬、コーセーホールディングス、大塚ホールディングス、アース製薬、北海道コカ・コーラボトリングを見ます。

銘柄コード主な優待内容見方
小林製薬4967自社製品詰め合わせ家庭用品として使いやすい
コーセーホールディングス4922優待品・カタログ化粧品利用者向け
大塚ホールディングス4578自社グループ製品食品・飲料・ヘルスケア系
アース製薬4985自社グループ製品継続保有区分を確認
北海道コカ・コーラボトリング2573Coke ONドリンクチケット飲料を使う人には分かりやすい

小林製薬(4967

小林製薬は、家庭用品、医薬品、日用品を幅広く展開する企業です。

株主優待データでは、12月末基準で100株以上を保有する株主に、自社製品詰め合わせを贈呈する内容として整理されています。家庭で使うものが中心になりやすく、実物優待として分かりやすい銘柄です。

日用品系の優待は、届いた後に使いやすい点が強みです。

ただし、個別企業としては商品安全、ブランド信頼、収益回復なども株価に影響します。優待内容だけでなく、本業の信頼回復や業績の方向も合わせて見る必要があります。

コーセーホールディングス(4922

コーセーホールディングスは、化粧品ブランドを展開する企業です。

株主優待データでは、12月末基準で100株以上を保有する株主に、優待品またはカタログ系の優待を贈呈する内容として整理されています。化粧品を普段から使う人には満足度が出やすい優待です。

一方で、使う人を選びます。

自分や家族が実際に使えるか、肌に合うか、ブランドの好みと合うか。金券型とは違い、そこが価値を左右します。

大塚ホールディングス(4578

大塚ホールディングスは、医薬品、ニュートラシューティカルズ関連、飲料・食品などを展開しています。

株主優待データでは、12月末基準で100株以上を保有する株主に、自社グループ製品を贈呈する内容として整理されています。飲料や食品、ヘルスケア関連の商品を受け取れる実物系の優待です。

家族で消費しやすい点は魅力です。

ただ、医薬品・ヘルスケア企業として見るなら、優待よりも研究開発、主力製品、海外展開、為替の影響が株価の主役になります。優待は入口、本業は別で確認したい銘柄です。

アース製薬(4985

アース製薬は、殺虫剤、入浴剤、オーラルケア用品などを展開する日用品メーカーです。

株主優待データでは、12月末基準で100株以上を保有する株主に、自社グループ製品を贈呈する内容として整理されています。継続保有期間によって区分が変わるため、条件確認が必要です。

日用品としては使いやすい優待です。

ただ、季節性のある商品も多く、原材料費や販売促進費の影響も受けます。優待の使いやすさと、日用品メーカーとしての利益率を分けて見ると判断しやすくなります。

北海道コカ・コーラボトリング(2573

北海道コカ・コーラボトリングは、北海道エリアでコカ・コーラ製品の製造・販売を行う企業です。

株主優待データでは、12月末基準で100株以上を保有する株主に、Coke ONドリンクチケットを贈呈する内容として整理されています。

飲料系としては使い道が分かりやすいです。

Coke ONを普段から使う人には便利ですが、アプリ利用が前提になります。飲料をどれだけ消費するか、アプリで受け取って使えるかを確認したい銘柄です。

カタログギフト系の注目優待

カタログギフト系では、ヒューリックを見ます。

銘柄コード主な優待内容見方
ヒューリック3003カタログギフト300株以上、長期条件を確認

ヒューリック(3003

ヒューリックは、都心不動産を中心に展開する不動産会社です。

株主優待データでは、12月末基準で300株以上を保有する株主に、カタログギフトを贈呈する内容として整理されています。長期保有条件の扱いを確認したい銘柄です。

カタログギフトとしての満足度は高い一方、300株以上が必要です。

不動産株として見るなら、賃料、物件売却、金利、含み益、ホテル・観光需要なども株価に効きます。優待だけでなく、不動産市況と金利の見方も必要になる銘柄です。

12月優待で注意したいこと

12月優待は、銘柄数が多く、人気銘柄も多い月です。

注意点内容
継続保有条件日本マクドナルドHD、物語コーポレーション、ヒューリック、アース製薬などで確認
必要株数ヒューリックは300株以上が目安
利用場所外食系は店舗を使える生活圏か確認
実物優待食品・日用品は家で消費できるかを見る
権利落ち人気優待は権利後に売られやすい
本業リスク外食、日用品、不動産、医薬品で見るべきリスクが違う

12月は「有名だから取る」で選びやすい月です。

ただ、有名銘柄ほど株価に期待が乗りやすく、権利落ち後の下落も目立つことがあります。優待を使い切れるか、継続条件を満たせるか、権利後も持てるか。この3つを分けて見たいところです。

12月優待の選び方

12月優待を選ぶなら、次の順番で確認すると現実的です。

  1. 優待廃止扱いではないか
  2. 100株で対象か、300株以上が必要か
  3. 継続保有条件があるか
  4. 外食型、食品型、日用品型、カタログ型のどれか
  5. 実際に店舗・商品・サービスを使うか
  6. 権利付き最終日前に株価が上がりすぎていないか
  7. 権利落ち後も保有できる事業か

12月は、外食優待の王道と、食品・日用品の実用優待が同時に見られる月です。

すかいらーくやマクドナルドのように日常で使いやすい銘柄、小林製薬や大塚HDのように家で消費しやすい銘柄、ヒューリックのように条件を満たして楽しむカタログ系。選択肢が多い月だからこそ、額面よりも「自分が本当に使うか」を先に置く方が失敗しにくくなります。