2026年9月優待の基本日程
2026年9月末が権利確定日の銘柄では、日程は次の通りです。
| 項目 | 日付 |
|---|---|
| 権利付き最終日 | 2026年9月28日(月) |
| 権利落ち日 | 2026年9月29日(火) |
| 権利確定日 | 2026年9月30日(水) |
9月末優待を取るには、原則として2026年9月28日(月)の大引け時点で株を保有している必要があります。
9月は配当と優待が重なりやすいため、権利落ちの影響も大きくなりがちです。優待内容だけでなく、権利落ち後も持てる事業かを見たい月です。
2026年9月の株主優待10選
まずは一覧です。
| 順位 | 銘柄 | コード | 優待の方向性 | 注意点 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 商船三井 | 9104 | クルーズ・フェリー等の優待券 | 割引・利用条件が中心で金額換算しにくい |
| 2 | 朝日放送GHD | 9405 | QUOカード | 100株で500円相当 |
| 3 | ゼンショーHD | 7550 | 株主優待券 | 100株から対象 |
| 4 | アトム | 7412 | 株主優待ポイント | コロワイド系店舗を使う人向き |
| 5 | 大崎電気工業 | 6644 | デジタルギフト | 2026年9月末を初回基準日として新設 |
| 6 | モスフードサービス | 8153 | 株主優待券 | 100株から対象 |
| 7 | トリドールHD | 3397 | 株主優待カード | 100株で3,000円相当 |
| 8 | 大戸屋HD | 2705 | 株主優待ポイント | 100株で4,000円相当 |
| 9 | マツキヨココカラ | 3088 | マツキヨココカラポイント | 100株からポイント優待 |
| 10 | オリエンタルランド | 4661 | パークチケット系 | 必要株数・配布条件を確認 |
9月は外食優待が強い月です。
ゼンショー、アトム、モス、トリドール、大戸屋。どれも日常で使いやすい一方、店舗が近くにあるか、普段から使うかで価値が大きく変わります。
外食・店舗系の注目優待
外食系では、ゼンショーHD、アトム、モスフードサービス、トリドールHD、大戸屋HDが中心です。
| 銘柄 | コード | 主な優待内容 | 見方 |
|---|---|---|---|
| ゼンショーHD | 7550 | 株主優待券 | すき家、はま寿司など生活圏に合うか |
| アトム | 7412 | 株主優待ポイント | コロワイド系店舗を使う人向き |
| モスフードサービス | 8153 | 株主優待券 | モスバーガー利用者向け |
| トリドールHD | 3397 | 株主優待カード | 丸亀製麺などで使いやすい |
| 大戸屋HD | 2705 | 株主優待ポイント | 100株で4,000円相当 |
ゼンショーホールディングス(7550)
ゼンショーHDは、すき家、はま寿司、ココス、ジョリーパスタなどを展開する外食大手です。
株主優待データでは、9月末基準で100株以上を保有する株主に株主優待券を贈呈する内容として整理されています。100株の推定価値は500円相当です。
ゼンショーの強みは、使える店舗の多さです。
ただし、外食優待は額面だけでは見られません。人件費、食材費、既存店売上、海外展開、価格改定の影響も株価には効きます。優待は使いやすいですが、外食株としての収益力も確認したい銘柄です。
アトム(7412)
アトムは、コロワイドグループの外食企業です。
株主優待データでは、9月末基準で100株以上を保有する株主に株主優待ポイントを贈呈する内容として整理されています。
ポイント優待は、対象店舗を使う人には便利です。
一方で、近くに対象店舗がない人には価値が出にくい。外食優待は、優待額面よりも生活圏が大事です。コロワイド系店舗をどれだけ使うかで評価が変わります。
モスフードサービス(8153)
モスフードサービスは、モスバーガーを展開する企業です。
株主優待データでは、9月末基準で100株以上を保有する株主に株主優待券を贈呈する内容として整理されています。100株の推定価値は500円相当です。
モスをよく使う人には分かりやすい優待です。
ただ、ハンバーガー系外食は競争も激しいです。原材料費、店舗運営、人件費、客数の変化を見ないと、優待だけでは判断しにくい。優待は入口、業績は別で確認したいです。
トリドールホールディングス(3397)
トリドールHDは、丸亀製麺を中心に展開する外食企業です。
株主優待データでは、9月30日基準で100株以上199株なら株主優待カード3,000円相当、200株以上999株なら4,000円相当、1,000株以上1,999株なら10,000円相当、2,000株以上なら15,000円相当と整理されています。
200株以上では長期保有の追加優待もあります。
丸亀製麺を日常的に使う人には、かなり実用性があります。一方、人気外食株は期待も乗りやすい。既存店売上、海外展開、原材料費の吸収を見たい銘柄です。
大戸屋ホールディングス(2705)
大戸屋HDは、定食チェーン「大戸屋ごはん処」を展開する外食企業です。
株主優待データでは、9月末基準で100株以上を保有する株主に株主優待ポイントを贈呈する内容で、100株の推定価値は4,000円相当として整理されています。
定食系の優待は、生活に寄せやすいです。
ただ、外食はコスト管理が重要です。食材費、人件費、店舗オペレーション、客数。優待ポイントの額面だけでなく、事業の戻り方も合わせて見たい銘柄です。
金券・ポイント・生活系の注目優待
金券・生活系では、朝日放送GHD、大崎電気工業、マツキヨココカラ&カンパニーを見ます。
| 銘柄 | コード | 主な優待内容 | 見方 |
|---|---|---|---|
| 朝日放送GHD | 9405 | QUOカード | 少額投資でも見やすい金券優待 |
| 大崎電気工業 | 6644 | デジタルギフト | 100株以上で1,000円相当 |
| マツキヨココカラ | 3088 | マツキヨココカラポイント | 日用品購入に寄せやすい |
朝日放送グループホールディングス(9405)
朝日放送GHDは、放送・コンテンツ関連の企業です。
株主優待データでは、9月末基準で100株以上499株ならQUOカード500円相当、500株以上なら3,000円相当と整理されています。
QUOカードは使いやすい優待です。
ただし、額面は大きくありません。金券優待だけを目的に見るというより、配当、業績、メディア事業の収益環境と合わせて見る銘柄です。
大崎電気工業(6644)
大崎電気工業は、スマートメーターなど計測制御機器を手がける電気機器メーカーです。
2026年6月26日に株主優待制度の導入を発表し、初回基準日は2026年9月30日とされています。
株主優待データでは、9月末基準で100株以上1,000株未満にデジタルギフト1,000円相当、1,000株以上に5,000円相当を進呈する内容として整理されています。対象株主には2026年10月下旬にダイレクトメールを発送する予定です。
新設優待なので、9月優待としては確認しやすい材料です。ただし、受け取りはオンライン手続きが必要で、初回分の受取期限は2027年1月31日23時59分までとされています。デジタルギフトは使いやすい一方、受取手続きを忘れると価値がゼロになる点は見落としたくありません。
マツキヨココカラ&カンパニー(3088)
マツキヨココカラは、ドラッグストア大手です。
株主優待データでは、9月末基準でマツキヨココカラポイントを贈呈する内容として整理されています。100株以上499株なら2,000ポイント、500株以上999株なら3,000ポイントという区分が示されています。
日用品・医薬品・化粧品に使えるポイント系優待は、生活防衛感があります。
一方で、ドラッグストア株として見るなら、調剤、化粧品、食品、ポイント販促、店舗競争も重要です。優待の使いやすさと事業の競争環境は分けて見たいです。
レジャー・体験系の注目優待
レジャー・体験系では、商船三井とオリエンタルランドが目立ちます。
商船三井(9104)
商船三井は、海運大手です。
株主優待データでは、9月末基準で100株以上を保有する株主に株主優待券を贈呈する内容として整理されています。クルーズ、フェリー、食事券など複数の優待が含まれるため、固定金額換算はしにくいタイプです。
海運株は配当利回りだけで語られがちですが、業績は市況に大きく左右されます。
優待はユニークです。ただ、株価のボラティリティ、海運市況、為替、運賃、船隊投資も見る必要があります。優待目的でも、市況株としての難しさは残ります。
オリエンタルランド(4661)
オリエンタルランドは、東京ディズニーリゾートを運営する企業です。
株主優待データでは、9月末基準でパークチケット系の優待が整理されています。必要株数や配布条件は保有株数によって変わるため、100株でどの条件に該当するかを公式情報で確認する必要があります。
優待としての魅力は非常に分かりやすいです。
一方で、オリエンタルランドは人気銘柄です。入園者数、客単価、ホテル、投資計画、価格改定、株価評価まで見られます。優待の魅力だけでなく、期待がどれだけ株価に織り込まれているかも考えたい銘柄です。
9月優待で注意したいこと
9月優待は銘柄数が多い分、条件の読み違いが起きやすいです。
| 注意点 | 内容 |
|---|---|
| 廃止銘柄 | 優待廃止扱いの銘柄は採用しない |
| データ未確認 | 優待データで9月イベントが確認できない銘柄は外す |
| 金額換算 | 商船三井やオリエンタルランドは固定金額で見にくい |
| 外食株 | 優待券だけでなく人件費・原材料費・客数も見る |
| 権利落ち | 中間配当と優待が重なり、権利落ちが大きくなりやすい |
9月は「人気だから買う」が起きやすい月です。
ただ、優待銘柄は権利前に買われ、権利後に売られることもあります。優待をもらっても、株価下落の方が大きければ意味がありません。
優待を使うか。事業を持てるか。権利落ち後も納得できるか。
この3つを分けて見たいです。
9月優待の選び方
9月優待を選ぶなら、次の順番で見ると現実的です。
- 9月末基準の優待か
- 優待廃止・変更がないか
- 100株で対象か、必要株数が重いか
- 金券型、ポイント型、デジタルギフト型、体験型のどれか
- 自分の生活圏で使えるか
- 権利落ち後も保有できる業績か
9月は銘柄数が多い月です。
だからこそ、ランキングよりも条件確認が大事になります。
まとめ
2026年9月の株主優待10選として見るなら、外食系では、ゼンショーHD、アトム、モスフードサービス、トリドールHD、大戸屋HD。
金券・生活系では、朝日放送GHD、大崎電気工業、マツキヨココカラ&カンパニー。
レジャー・体験系では、商船三井、オリエンタルランドです。
どれも株主優待データで9月優待として確認できる銘柄です。
ただし、9月は配当と優待が重なりやすく、権利落ちも大きくなりがちです。優待内容だけでなく、公式条件、必要株数、生活で使えるか、事業の強さを合わせて確認したい月です。