明けの明星とは?陰線・小さな足・陽線の三本を読む

三本の値動きを、順序と位置で確認する

一度大きく下がり、次の期間の実体が小さくなり、その後に陽線が出る形です。中央の足が単に小さいだけでなく、先行する下落に対してどこにあるかを見ます。陰線・小さな足・陽線という順序だけでは、横ばいの中の値動きまで同じ名前で拾ってしまいます。

三本目が一番目の陰線のどこまで戻ったか、中央の足の実体が離れているかなどを判定条件にする説明があります。株式と連続取引の市場では窓の現れ方も異なるため、資料や検出機能の条件を混ぜないようにします。

架空の価格で、戻りの範囲を見る

以下の価格は1株あたり円で示す独自の架空例です。

図の1本目は始値120、終値100の陰線です。2本目は96から95の小さな陰線、3本目は98から113の陽線です。1本目の実体の中点は110で、3本目の終値113はその水準を上回っています。

ただし113は、1本目の始値120に戻ったわけではありません。一時的な反発を観察できても、それまでの下落をすべて取り戻したことや、会社の状況が改善したことは、この形からは言えません。四本値は実在銘柄のデータではない説明用の仮例です。

窓を比べる際は、実体と高安を分ける

1本目の終値100に対し、2本目は始値96・終値95なので、実体は下に離れています。ヒゲを含む安値・高値が重ならないかは、さらに別に確認する内容です。終値だけを比較して窓があると表現すれば、判定の条件が曖昧になります。

時間足の取り方でも形は変わります。日足の終値が確定する前や、週足の週途中に観察した場合は、あとから実体が大きくなる可能性があります。

反発の観察と、投資する理由を分ける

三本目に出来高が増えたとしても、買い手が誰かや、買いが続く期間は分かりません。決算や会社発表、指数全体の動きなどを別に調べます。

購入する場合には、形を確認する前より価格が高くなっている可能性もあります。先の下落が再開すれば損失が出るため、形の完成を安全の条件にはできません。どの定義で確認したかと、投資額の負担を切り分けるためのパターンです。

出典

用語の参考資料確認日:2026年10月23日。